OCEANS

SHARE

■日産
プロジェクト・オーバーランダー・フロンティア


日産のフルサイズピックアップ、フロンティアをベースにした「プロジェクト・オーバーランダー・フロンティア」も、「簡単にオーバーランダーに仕上げられますよ」な一台だ。
足回りはNISMOオフロードのパフォーマンスサスペンションキットをはじめ、いくつものNISMO製パーツが採用され、悪路走破性が向上されている。
またライトの組み込まれたゴツいバンパーや、テントを展開できるベッドラックもNISMO製。
荷台には引き出し式の収納ボックスや冷蔵庫などを装備。
一方荷台には、TruckVault製のドロワーシステムにARB製の冷蔵庫や、万一のパンクの際にも便利なARB製エアコンプレッサーなどが備わる。
そのほかガーミン製の全地形対応GPSシステムや、ポータブルバッテリー、ソーラーパネルなども搭載。こちらも上記パスファインダー同様、NISMO製の各種パーツが2022年初頭からディーラーやオンラインショップで購入できる。
NISMO製ベッドラックには、フロントランナー製のルーフラックやハイリフト製ジャッキ、容量が83Lあるボックスなどを装備。
タコマ同様、日本では少々手こずりそうなサイズだけに国内導入は難しいかもしれないが、愛車のオーバーランダー化のヒントがたっぷり詰まっている一台だ。

北米で話題のカスタムオーバーランダー。こんな車たちがやって来たら、日本でもオーバーランディング・ブームが起こること間違いなしだろう。
 
籠島康弘=文


SHARE

次の記事を読み込んでいます。