iPhoneか、それ以外か。
今やスマホ選びに悩むことなんてそうそうないが、これからは迷いが生まれるかも（いい意味で）。あの「バルミューダ」から初のスマホが登場した。
「バルミューダ フォン」オープン価格※SIMフリーモデルは10万4800円／バルミューダ 0120-686-717その名も「バルミューダ フォン（BALMUDA Phone）」。
トースターや掃除機、そしてコーヒーメーカーまで、2003年の創業以来、デザイン性の高い家電を手掛けてきたバルミューダ。彼らが今回新たな挑戦としてスマホ市場に参入した。
最大の特徴は、やはりルックスだ。緩やかな曲線を描くようなボディと、4.9インチの小ぶりな高精細ディスプレイからなる美しいフォルムは、5Gのスマホでは最小級。
片手での持ちやすさや、手の平にしっくり馴染むことを考慮してデザインされているのだ。そんな機能美を追い求める姿勢がなんとも、バルミューダらしい。
カラバリは白と黒の2色を用意する。背面は少しザラっとした質感で、使い込むごとにデニムや革製品のような“いい味”が出るという。
料理モードを使えばこんなに綺麗に撮影できる。また今回、スケジュール管理や計算機、カメラ、メモ、時計といった、要となる基本アプリを独自に開発。料理が美味しそうに見える「料理モード」機能をカメラに搭載したり、アラームや着信音、操作音までオリジナル音源を搭載したりと、バルミューダらしい意匠を凝らした。
ホーム画面に自分だけのコマンドを設定すれば、頻繁に使う機能を素早く起動させられる。
ホーム画面の色を変えたり、自分のイニシャルを入れたりとカスタムも可能だ。とはいえ、何か革新的な機能を搭載しているかというと、そうではない。手にしたときの質感やサイズ感、操作のしやすさなど従来のスマホとは違う感覚的な部分で、使う人に訴えてくるような魅力を持つのだ。
バルミューダ フォンは、通信事業者ではソフトバンクのみの取扱いで、全国のソフトバンク取扱店、ソフトバンクオンラインストアで購入できる。またSIMフリーモデルも販売しており、こちらはバルミューダのショップとバルミューダオンラインストアで販売中だ。
スマホ選びに一石を投じる「バルミューダ フォン」。今やスマホは肌身離さず手元に置くのが当たり前。だからこそ感覚で良いと思えるスマホを選ぶのもアリかもしれない。
［問い合わせ］バルミューダ0120-686-717外山壮一＝文
