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2021.12.15

あそぶ

Netflixが新作ラインナップを発表。ホリデーシーズンに楽しみたいのは?

当記事は「Forbes JAPAN」の提供記事です。元記事はこちら
左上から時計回りに、Netflix映画『レッド・ノーティス』(11/12より独占配信)/『ドント・ルック・アップ』(12/24より独占配信)/『消えない罪』(12 /10より独占配信)/『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(12/1より独占配信)
Netflixが、この冬以降、新たに配信に加わる新作のラインナップを発表。国内外で製作される新作49タイトルの紹介映像も公開された。
Netflixの2021年第3四半期(7月〜9月)の決算は、前年同期比16%増の74億8346万ドル(約8600億円)の売上高を記録。ビッグバジェットを原動力に、新作には、大掛かりなセットで魅せる作品や、豪華キャストが出演するタイトルも多く並んだ。また、ローカル発のコンテンツもさらに充実している。
まずは、海外発の大作映画だ。ドウェイン・ジョンソン、ガル・ガドット、ライアン・レイノルズ競演のアクション超大作『レッド・ノーティス』(11/12配信)や、レオナル ド・ディカプリオとジェニファー・ローレンス主演の社会風刺コメディ『ドント・ルック・アップ(12/24配信)』、サンドラ・ブロック主演のヒューマン・サスペンス『消えない罪』(12/10配信)などが揃った。
Netflix映画『ドント・ルック・アップ』12月24日(金)より独占配信
なかでも『ドント・ルック・アップ』のキャスト陣の豪華さには驚きだ。
レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・ローレンスをはじめ、メリル・ストリープ、ケイト・ブランシェット、ティモシー・シャラメ、アリアナ・グランデ、クリス・エヴァンスら、主役級の俳優たちが顔を揃えた。ディカプリオにとっては、これが初めてのNetflix映画への出演となる。
落ちこぼれ天文学者(レオナルド・ディカプリオ)とその教え子(ジェニファー・ローレンス)が地球を破滅させる可能性がある巨大彗星の衝突が迫っていることを発見。その危機を回避するために世界中に知らせようと奮闘する姿を描いたブラックコメディだ。監督は『マネー・ショート』のマダム・マッケイ。
大統領を演じるのはメリル・ストリープ /Netflix映画『ドント・ルック・アップ』12月24日(金)より独占配信
映画だけでなく、ドラマシリーズの新作にも期待が高まる。
ゾロ役に新田真剣佑が決定し、情報解禁直後にはツイッターの急上昇トレンド1位にもなった実写版「ONE PIECE」、「イカゲーム」の大ヒットを生んだ韓国からは、映画『新感染』シリーズの監督を務めたヨン・ソンホによる「地獄が呼んでいる」(11/19配信)、スペイン発の大ヒット作をリメイクした「ペーパー・ハウス 韓国版」などに注目が集まりそうだ。
ユ・アインが新真理会という教会を率いる謎めいたカリスマを演じる/「地獄が呼んでいる」11月19日よりNetflixで独占配信
また、すでに大ヒットしている人気タイトルの新シーズンも続々スタート。「ブリジャートン家」や「エミリー、パリへ行く」、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」、「セックス・エデュケーション」などの新エピソードが配信される。
シーズン2が始まる「ブリジャートン家」。新キャストも?/シーズン2は2022年全世界独占配信予定
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日本で製作された新作ラインナップも力強い。
映画では、若き日のビートたけしとその伝説と過ごした日々を描いた『浅草キッド』(12/9配信)や、脚本家・宇山佳佑の恋愛小説を原作にした中島健人主演の『桜のような僕の恋人』など。
そしてドラマシリーズでは、日本アカデミー賞受賞映画をドラマ化した「新聞記者」(1/13配信)、タワーマンションに住む妻たちの禁断の恋愛模様を描いた「金魚妻」、仕事第一の男性が妊娠をきっかけに社会の矛盾に直面する「ヒヤマケンタロウの妊娠」などが控える。
Netflix映画『浅草キッド』12月9日(木)より全世界独占配信
映画『浅草キッド』は、ビートたけしの同名自叙伝が原作。ビートたけしを柳楽優弥が、その師匠・深見千三郎を大泉洋が演じる。監督を務めるのは、芸人であり小説家の顔も持つ劇団ひとり。自身の小説『晴天の霹靂』で監督デビューし、今作が2作目の監督作品だ。
劇団ひとりがこの作品の脚本を書き始めたのは2014年。ビートたけしを敬愛してやまない彼は、「この作品を撮らなければ次には進めない」と、ビートたけし本人に丁寧なヒアリングをして製作に臨んだ。また、ビートたけしを演じる柳楽優弥には、モノマネで有名な松村邦洋が演技指導を行ったという。
「新聞記者」は、2019年に公開された藤井道人監督の同名映画を、全6話でドラマシリーズ化した作品だ。米倉涼子が新聞記者の松田杏奈を、綾野剛が組織の論理に翻弄される若手エリート官僚・村上真一を演じる。
Netflixシリーズ「新聞記者」2022年1月13日(木)より全世界独占配信
映画と同じく藤井が監督を務める今作では、新キャラクターも登場。横浜流星扮する新聞配達をする大学生・木下亮という人物を通して、映画にはなかった市井の人たちの視点を描いたという。映画同様、骨太な展開が期待できそうだ。
また、大きなお腹を抱えた男性のメインビジュアルが印象的な「ヒヤマケンタロウの妊娠」は、坂井恵理による同名コミックス(講談社「BE LOVE KC」所載)が原作。主人公を斎藤工が、そのパートナーを上野樹里が演じる。
Netflixシリーズ「ヒヤマケンタロウの妊娠」2022年全世界独占配信
仕事を最優先するプレイボーイの主人公桧山健太郎が、ある日突然妊娠を告げられる。男性が妊娠することで、それまで見えなかった社会の問題や壁にぶち当たり、それを乗り越えていく姿が描かれるという。
快進撃が止まらないNetflix。たくさんの新作を、ホリデーシーズンにゆっくり楽しんでみてはいかがだろうか。
 
松崎美和子=文 記事提供=Forbes JAPAN

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