当記事は「FINEPLAY」の提供記事です。元記事はこちらから。2021年9月に行われたBMXフリースタイル全日本選手権パーク種目にて優勝し、弱冠15歳で全日本チャンピオンとなった内藤寧々。
そんな次世代のホープで今、大注目の彼女の今後の目標からオフの姿まで、15歳の高校1年生ならではの等身大の姿に迫った。
競技歴わずか5年、ガールズシーンの逸材を魅了したBMXとの出会い
– BMXを始めたのは何歳からですか?小学6年生の時です。地元の辻堂海浜公園で行われていたイベントでBMXショーがあり、そこで初めて自転車でダイナミックなトリックやジャンプをしているところを目の当たりにして衝撃を受けて、
「かっこいい!私もやってみたい!」と思って始めました。
– 実際にBMXを始めて思うBMXの魅力ってどんなところですか?まずBMXという自転車自体がとにかくかっこいいです。自分の好きなパーツと色でカスタムできるのでいくらでもこだわれるところも楽しいです。
– 寧々さんのバイクでも気に入っているパーツとかこだわりはありますか?はい。私は初めてからずっとクローム(メッキ)色のBMXに乗ってきているので、この色が好きでマイカラーですね。セッティングには特にこだわりはなくて自分が乗りやすく感じられたらベストコンディションです。たまにパーツが少し壊れていても気づかずに乗っちゃっていることもあります(笑)。
– BMXという競技としての魅力はどんなところだと思いますか?競技としてはやっぱり色々なトリックを必要とするので、トリック練習中に転ぶことも多くてよく怪我もするので怖いですけど、その困難を乗り越えた先でトリックがメイクできた時の達成感とか嬉しさを感じられるのがBMXならではの魅力かなと思います。
– ライディングの中でトリック時に気にかけていることはありますか?どんなトリックをメイクする時でも、着地はジャンプのバックサイド(下りる面)に合わせることは常に意識しています。私たちの中では「面ピタ」って言います。
綺麗に着地できた方がポイントも高いですし、スピードが乗るので次のトリックがメイクしやすくなります。
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