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ウンチク④
「1969 スピードタイマー」が原型のソーラーモデル

上記2種の機械式モデルのほか、今回のシリーズにはソーラー式モデルの「スピードタイマー ソーラークロノグラフ」もスタンバイしている。
「スピードタイマー ソーラークロノグラフ SBDL091(写真左)SBDL089(写真右)」ステンレススチールケース、39mm径、ソーラー 各7万4800円/ともにセイコー プロスペックス(セイコーウオッチ 0120-061-012) 
フル充電時で約6カ月間も駆動する機構でありながら、ケースサイズは腕元に収まりやすい39mmに。
扱いやすく、しかも10万円をゆうに下回るバリュープライスでのご案内と相成ったが、こちらも決して“単なるエントリーモデル”ではない。
現在に続く自動巻きクロノグラフの礎となった「1969 スピードタイマー」を原型としているのだ。
垂直クラッチを搭載した世界初の自動巻きクロノグラフとして、当時の常識を変えた「1969 スピードタイマー」。
つまり元祖スピードタイマーの直系と言えるモデルであり、その特徴的な造形を色濃く継承するのである。
コンパクトなサイズ感をはじめ、クッションケースとラグの一体化構造、光沢感のあるベゼルといった、往年のスタイルを感じさせる見どころは多数存在。
それに加えて、カーブしたサファイヤガラスを採用した風防、ヘアラインとポリッシュで磨き分けたケース&ブレスレッドなど、丁寧かつ理に適ったディテールを搭載した。
しかも全4色の豊富なカラー展開で選ぶ楽しみすら与えてくれる。そしてそのカラーリングについても時計好きの琴線に触れる遊びが潜んでいるのだが……詳細は次項にて。
SBDL091(ブラック)の詳細をチェック!
SBDL089(サンドベージュ)の詳細をチェック!
5/5

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