これまでオーシャンズでは
池内さんが日頃から楽しんでいるアクティビティを多数紹介してきたが、今回はレイクカヤックだ。
池内さんが、これから始めたいと思っている新たなアクティビティだそうだ。
「海辺の街に暮らしていた若い頃、ほんの一時期だけシーカヤックをしていました。その後、テレビ番組の企画でシーカヤックにキャンプ道具や食料を積み込んで、カナダのクイーンシャーロット諸島(現ハイダ・グワイ)を10日間かけて旅して回ったことも。
あとはドラマの役として競技カヌーを少々。ただ、湖でのカヤックは初めて」。
さっそく湖に出ると、10年以上のブランクを感じさせない手慣れたパドルさばきで、水面をスーっと滑るように進んで行く。
「これ、最っ高!海でのSUPやシーカヤックもいいけど、また違った良さがありますね。波がなく穏やかなので、ゆったりとクルージングを満喫できる。水や風の音、鳥のさえずりも聞こえて本当に気持ちいい」。
アルフェックのツーリングカヤックにも興味津々の様子。
「とても軽く、慣れればセットアップも簡単。解体するとかなりコンパクトになるので、キャンプ用品があっても車載しやすい。本格モデルなのに、ビギナーも扱いやすいのがうれしいですね」。
ライフジャケットは、軽量なショルダータイプの膨張式のモデルを選んだ。
「ウォーターアクティビティは、一歩間違えると事故にもつながる。だからライフジャケットは信頼できるものを選びたいけれど、ファッション好きとしてはブランド選びやデザイン性も妥協したくない。
その点、品質と洒落感を兼ね備えているヘリーハンセンは理想的です」。
今日1日で、すっかりレイクカヤックの虜。次回はキャンプとのセットを目論む。
「湖畔にキャンプサイトを構えて、まずは1泊。翌日は、野営の道具や食材を携えて対岸に渡って1泊。そんな風にカヤックで点々と移動しながら……そんな贅沢な夢が広がりますね。うん、カヤックすごく欲しい! 今すぐ欲しい!!」。
池内さんの多くの趣味に、カヤックが仲間入りする日は遠くなさそうだ。
山本 大=写真(人物) 山田昭一=スタイリング MASAYUKI(The VOICE)=ヘアメイク いくら直幸=文