「ライトなスタイルのキャンプが多いから、自然を楽しむときの格好は街着とそんなに変わらないかな」。そう話すのはウールリッチPRの工藤 俊さんとスタイリストの来田拓也さんだ。
街でも山でも快適で、なおかつデザインも洒落ているものが理想という2人。そんなバランスの取れたアイテム&その着こなし実例をお届け。
| ウールリッチ PR 工藤 俊さん Age35 バイク、釣り、スキー、スノボ……と多趣味だが、キャンプはまだ駆け出し。老舗アウトドアブランドのプレスの名に恥じないスタイリッシュなソロキャンデビューを画策中。 |
| スタイリスト 来田拓也さん Age35 多くのメンズ誌、Web媒体などで活躍中。どんなに忙しくても“週一サーフ”が目標ながら、今年は未達成状態が続いている。キャンプは「受け身派」。もっぱら現場で飲むのが好き。 |
KeyItem
「ノンネイティブ×グラミチ」のパンツ
定番クライミングパンツを洗練のシルエットに変更して「ゴアテックスインフィニアム」を搭載したリップストップ生地を採用した人気コラボレーション。
「締めつけ感の少ないゴムシャーリング仕様。ベルトなしではけて楽だから、毎日はきたくなります」(来田)。
[City]
街使いしたくなる、アンチテックな生地の表情がいい!!
ちょっとした外出ならば、マウンテンバイクで。「自転車に乗るときは、パンツは特に楽なはき心地を重視します。だからストレッチ仕様はもちろんのこと、ウエスト回りも圧迫感のないことがポイントですね」。
それでいて、こちらはざっくりニットにもチノパン感覚で合わせられるのが持ち味。「機能素材なのにイヤな光沢がないマットな質感は、普段使いにもってこいです」。
[Trekking]
自然遊歩を全方位で楽しむために
近郊の自然へ行く場合は、「可能な限り手ぶら」が基本。「持ち物は、できるだけリュックひとつにまとめるようにしています」。
快適さを左右するのは、適度にフィット感があってストレッチが利いたクライミングパンツ。おまけに防風性が高く水にも強いため、急な天候の変化があっても不快にならない。
山本 大=写真(人物) 作木正之介=写真(静物) 来田拓也=スタイリング 向後信行(JANEiRO)=ヘアメイク 長谷川茂雄=文