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【2足目】スペース・プレイヤーズ×ナイキ「レブロン 18」


落合さんは大のNBA好きでもある。好きなプレーヤーを聞くと、間髪入れずに返ってきた答えがレブロン・ジェームズだ。
「好きが高じて、コートで履くシューズはたいていレブロンモデル。彼のことはずっと追いかけています。今でこそ“キング”と賞賛されていますけど、彼はもともと這い上がってきた選手なんですよ。
貧しい家庭に生まれ、そこから成り上がってきた。そして、今は貧しい家庭や子供たちを支援し、自分で学校を作ったりもしている。魅力を感じますよね」。

その想いの強さは、2足目にも表れている。ご存知、今年の夏に公開されたレブロン・ジェームズ主演の映画『スペース・プレイヤーズ』とのコラボレーションである。
とあるバーチャル世界ではぐれた息子を取り戻すべく、バックス・バニーを筆頭に、ワーナーブラザーズの人気キャラたちと力を合わせてバスケットボールの試合をするというもの。
このコラボシューズには、その世界観が余すことなく落とし込まれている。

「左右で色もデザインも違っていて、シュータンにテューン・スクワッドという、劇中でレブロンが率いたチーム名が入っているなど、各所にコラボを表すデザインが施されている。
しかも、レブロンはクッショニングにすごくこだわっていてその機能が反映されているから、試合でもかなり調子がいいでんすよ」。

こちらには、東京五輪にちなんだちょっとした逸話もある。
「実は、東京五輪の初日の試合で履いているんです。ポーランド戦で負けちゃいましたけど、2試合目のベルギー戦には延長で勝ったんです。そのときはひとまず安心しましたね。
ただ、試合終了後に国際バスケット連盟の偉い方が出てきて、『そのバッシュは規定に反するから今後は履くな』と言われたんです。『次に履いたら罰則を課す』と。結局、初日しか履けませんでしたけど、これを履き続けてたらひょっとするとメダルを取れていたかもしれませんね(笑)」。

2日目から違うシューズを履いてプレーした落合さん。
「このシューズと一緒に夢の舞台に立てたことは一生忘れることはないでしょうね、まぁしっかり怒られましたけど(笑)」。
そう語る表情は、どこかうれしそうである。


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