プロバスケットボーラーであり、スニーカーラバーでもある落合知也さん。
特にナイキへの想いは深く、「エア ジョーダン」シリーズはもちろん、「エア フォース 1」や「SB」などの定番からレアモデルまで、とにかく所有する数とバリエーションは圧巻である。
なかでも、稀少性や特別感において目を引くのがコラボもの、とりわけこの3足は思い出深く、もはや手放せないという。
【1足目】シュプリーム×NBA×ナイキ「エア フォース 1」
ナイキとシュプリームの蜜月関係は、かれこれ20年ほどになる。「ダンク SB」をベースにエレファント柄を纏ったその姿はシーンに驚きを与え、以降、予想を遥かに上回るアイデアで楽しませてくれる名シリーズとなった。
その人気は時代を超え、登場すれば売り場から忽然と消えてしまうほど。この2大コラボにNBAも加わるとなれば、今後の値動きが末恐ろしい。
「昔からエア フォース 1はみんな大好きなモデルですよね。それこそスケーターやダンサーも虜にしてきた、ストリートカルチャーとも深い繋がりを持つ。しかもシュプリームとNBAとのタッグですから、なかなかのレア物だと思いますよ(笑)」。
ナイキが誇るマスターピースの一角「エア フォース 1」は、ルックスもさることながら履き心地も抜群で、落合さんは遠征などの長時間移動に必ずといっていいほど着用するという。
アッパーは上質なレザーで覆われ、その全面にはNBA史に名を残す最強チームのロゴを配置。その大胆なデザインは、ほかとは一線を画すほどの強烈なインパクトを放つ。
「’18年にナイキが主催の『バトル フォース』というイベントが開催されました。ヒップホップとダンスと3×3、それぞれの日本一を決めるイベントでしたが、僕を3×3のアンバサダーに選んでもらったんです。そのときに頂いたモデルですね。
実際に履いて会場へも行きましたから。3×3をもっと盛り上げたいという気持ちがより強くなりましたし、だからこそ、大きなイベントを開いてくれたナイキに対する感謝もありました。当時のシーンがフラッシュバックしていろいろな想いが蘇ってくるモデルです」。
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