明日、10月25日(月)発売の「オーシャンズ」12月号。その特集はこちら!
「機能」&「着心地」の進化の恩恵なのか!?
家・街・自然のボーダーレスをかなえる服
TPOに合わせて服を選ぶのが大事。ファッションの基本のキであり、あらゆるメディアで何万回と繰り返されてきた常套句である。それを全否定するつもりはないけれど、無闇に信じ続けるのも危険だと思う。
家でくつろぐときの服、街に出かける服、週末の趣味時間に着る服。これらをきっちりとセグメントするのではなく、さまざまなシチュエーションでボーダーレスに使える服があれば至極便利。シンプルに、そう感じないだろうか?
思えば、ちょっと前までは境界線が鮮明だった家と職場、仕事と遊びという概念も曖昧模糊となりつつある時代。都市と自然の2拠点ライフを選択する同世代も増えてきた。
クロスオーバーするフィールドを縦横無尽に行き来する我々だからこそ必要な「ボーダーレスファッション」。この本質を掘り下げてみたい。
テック&コンフォートな服のキーパーソン、6者6様の視点
ボーダーレスな日常着とは!?「ボーダー=境界線」を越える服。何となくイメージは湧くと思うが、いったいどんな服であればその条件を満たすのか。
「テック=技術・機能」&「コンフォート=快適さ」という言葉がヒントになると睨み、この2つにプライオリティを置いた服作りを実践する6人にそれぞれの見解を聞いてみた。
多角的に考察してわかった、まず押さえるべきものとは?
「ボーダーレス」に欠かせないキーワード10「ボーダーレスな服」という概念には多くの意味が含まれている。郊外⇔街を可能とする服、異なるカルチャーが同居する服、さまざまあるし、曖昧なのだ。
だからこそ「ボーダーレス」を実感するためのキーワードを知りたい。ここでは多くの人に協力してもらいながら、それを探った。
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