「コロナ禍渡航記」とは……さて、いよいよ帰国である。
フランスからの入国の場合は、
3日間のホテル隔離後、11日間の自主隔離となる。
開放的なヨーロッパからの落差に耐えられるのだろうか……。
日本に帰国するためには、やはり
72時間前までに受けたPCR検査の陰性証明書が必要。これは取材パスをもらうためにPCR検査を受けたときにゲット済み。さあ、帰国だ!
帰りの行程は、
陸路シャモニー(フランス)→ジュネーブ空港(スイス)→シャルル・ド・ゴール空港(フランス)で乗り継ぎ→羽田空港。
ジュネーブ空港にはスイス側搭乗口とフランス側搭乗口があるため、ここでのチェックインは割と簡単だった。
シャルル・ド・ゴール空港で突然の呼び出し!
「帰りは楽勝だね〜」なんて同行者と言いながら、無事にシャルル・ド・ゴール空港に到着。免税店でショッピングを楽しみ、軽く食事でもしようかとカフェに入ろうとしたそのときだった。
ん?
なんか私たち呼び出しがかかってないか?なぜ呼び出されているのか分からないものの、大急ぎで搭乗カウンターへ向かう。
待っていたのはJALの日本人スタッフ。「陰性証明書を見せていただけますか?」。
話を聞くと、
陰性証明書の記入漏れで日本に入国できないケースが多いというのだ。
例えば検査方法にチェックが入っていなかったり、クリニックの印鑑が押されていないだけでも入国できない。そのため搭乗前に念のためチェックをしているというのだ。
さすが安心のJAL!! 本当にJALにしてよかった。
無事にパスして、いよいよ搭乗。
出張の目的も遂行し、リラックスした気持ちになったのも束の間。日本に到着したら、
最後のハードルとも言える隔離期間を乗り越えなければならない。
そこには、
理解し難い“謎”も待ち構えていた……。
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