こだわり抜いて製作した、オンリーワンの一台
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「もうほぼほぼ、交換したいパーツがなくなってきたね」と美伽さんも笑うほどにアップデートした一台は、1979年のカタログ表紙の一台を参考にした自慢のキャンピングカーだ。
茨木夫妻の初代キャンパーバンは2002年のシボレー エクスプレス。2代目は1992年GMCラリーワゴン。ただ、「もう少し古いモデルが欲しかった」という一綺さんは、偶然インターネット上でこちらを発見し、即購入。徹底的にアップデートを施し、現在に至る。
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ハンドルは、1960年代後半〜1970年代に販売されていたデッドストックをアメリカのオークションサイトで運良く見つけて即落札。この車のグレード特有の回転する椅子もお気に入りだ。
「購入時は時速50kmで走っていても、40km/hなのか60km/hなのか分からない動きをしていた(笑)」というスピードメーターや、美伽さん曰く「急にお腹を空かせたかのような動きをしていた(笑)」というガソリンのメーターも刷新。横浜にある名店「ムーンアイズ」で購入した。
さらに、この年代のオートマ車は3速が一般的だが、国内の道路事情に合わせて4速ATへと変更。120km巡行も余裕なのだとか。
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そして、室内空間を広々と確保するための秘密兵器がこのワイルドランドのルーフトップテント。ソーラーパネル搭載で、アプリとの連動による電動展開収納システムを採用。大人2人+αの収容人数を誇る十分なサイズ(長さ200×幅140×高さ105cm)で、就寝時もゆったりと過ごすことができる。
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内部に貼った板は針葉樹を採用。ケヤキのような硬い広葉樹を使用するのが一般的だが、そこにもこだわりが。
「試しに杉の間伐材を使ったんですよ。エコにもなりますからね。ただ、製作時間に余裕がなく、しっかりと乾燥されてない材料を使ったので、木と木の間に若干隙間が空いてしまいました(笑)。でも、これはこれでアジでいいかなと思います。自分のだからいつでも直せますしね」。
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