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サイトセッティングもラクちん!


キャンプでのちょっとしたハードルとなるのが、やはり荷物の運搬や片付け、そしてテントだろう。ただ、お二人の話を聞いているとそれも杞憂に終わりそうだ。キャンプ歴15年以上を誇る一綺さんは話す。
「キャンプに始まり、カヤック、カヌー、SUPに山登り。長いこといろいろやっていくうちに、テントを張るのが面倒くさくなってきて(笑)。できればその時間を、肉を焼いたりお酒を飲んだりする時間に使いたいなと思ったら車中泊でいいじゃん!ってなったんです」。

美伽さんもそれには強く同意する。
「子供たちと行っていたときはいろいろ準備に時間をかけましたけど、二人で一泊二日ぐらいだったらテーブルとチェア、ビールぐらいでいい(笑)」。
そう聞くと、いっそうキャンパーバンを駆ってキャンプをしたくなってくる。
 

購入後の幸と不幸の分水嶺となる「ショップ選び」


ただ、美味しいところばかりではないところも理解しておくべきだろう。
一綺さんによると、「ショップ選びひとつで、購入後の“バンキャンライフ”はだいぶ変わってくる」し、自分に合ったお店探しは難儀するという。
「自動車の販売・修理店のなかには、残念ながらハズれもあります。技術力がないせいで、せっかく修理に預けても時間が掛かった割にはしっかり直ってこないなんてこともありますから。修理が不完全ですぐにまた壊れたなんて話も耳にします」。
そんなところに引っかからないよう、ある程度インターネットで評判などをリサーチしておいた方がいいと一綺さん。仲間同士のつながりやSNS等で情報交換するのが信頼度も高く、現在はアウトドアとカスタムカーを融合したイベントも主催している。
「外車バンばかりのイベントも考えています。そういうオーナーズイベントで横の繋がりができればみんな助かることもあると思いますし、そこでの情報交換はきっと有益なはずですからね」。


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