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「まだまだチャレンジしたいことがたくさんある」

内野さん
16歳でBMXと出会い、6年後の22歳のときに日本チャンピオンのタイトルを当時最年少で手にした内野さん。その後の活躍はめざましく、世界のトップライダーとして確固たる地位を築いている。
そんな彼も来年で40歳。競技によっては現役でいるのが厳しい場合も少なくないなか、体力的な不安を感じていないのだろうか?
内野さん
「僕はみなさんが思うほどアスリート的じゃないんです(笑)。コンマ何秒を競ったり、日常的にハードなトレーニングが必要とされませんから、たとえ衰えていたとしても実感しにくいでしょうね」。
そもそもあまり年齢を意識することはなく、体力はもちろん、競技に対するスタンスも20代の頃からほとんど変わっていないという。
内野さん
「チャレンジしたいことがあって、その絵を描ける人がアクティブなんだと思います。まだまだ僕はやり尽くしていませんし、BMXを降りる予定もない。今はプロのBMXライダーのかたわら、ブランドのプロデュースなど、さまざまなことに挑戦しています」。
ザ・パーク
内野さん自ら、BMX・スケートボードのコンテストを主催したり、BMXフラットランド兼スケートパークである「ザ・パーク(THE PARK)」をオープンさせたりと、ストリートスポーツの振興にも努めている。
まだまだやりたいことがたくさんある。やり残したことではなく、新しい何か。いつまでもチャレンジを忘れない内野さんの“スピリット”をサポートするのが、アクティブな男たちを応援する「ブラックウルフ」だ。
内野さん
「歳をとったことは自覚しています。でも、いつも一緒にいる仲間には年下が多いんですよ。僕は経験やセオリーがある分、新しいアイデアを生み出しにくい。でもまだ伸び盛りの子たちは自由ですし、発想も豊か。とても良い刺激になります。おかげで基本のマインドが若くいられて、あまり自分が歳をとったと感じないのかもしれないですね」。
世界チャンピオンとして若手ライダーを指導する機会が多く、後進の成長によって自分自身もレベルアップできるという。だからこそ、現在も自分の可能性に貪欲でいられるのだろう。
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