個性と年齢の異なる5人のモデルに、メンズの定番パンツの旬な着こなしを探るコーディネイトサミット。今回のお題は“軍パン”だ。
MAEKENと「ロエフ」の軍パン(左)&水上剣星と「ノンネイティブ」の軍パン(右)
[左]オーソドックスな軍パンとはひと味違う、品行方正なビジュアル。その理由は、防縮加工を施したウール100%の生地にあり。それを高密度に織り上げ、まるでスーツ地のようなハリとツヤを備えるのだ。
白いフーディ&スニーカーとの相性は良好で、清潔感がいっそう引き立つ。イージーケアのウォッシャブル仕様もうれしいポイントである。
MAEKENさん Age31
身長183cm、体重73kg。本企画のなかでは最年少。クセのないシンプルなスタイルがベースで、清潔感を特に意識。実はスリムマッチョ。
[右]動きやすく丈夫で、だらしなく見えない。アクティブなスタイルが街に浸透するワケは、そんなアイテムが増えてきたおかげかもしれない。
そう考えると、本ブランドは先駆けと言えよう。これまでもさまざまな軍パンをリリースしてきたが、今作はきれいにテーパードしたワイドシルエットが特徴。精悍さを湛えた黒いニットとともに楽しむ。
水上剣星さん Age37
身長180cm、体重73kg。アウトドア服をシックに着こなすのが得意なシティキャンパー。好きな色はブラック、ホワイト、ベージュ、カーキ。
呉山賢治と「アークエアー」の軍パン
スポカジ好きとしてフォーカスしたのは、大容量のポケットを筆頭とする軍パンの優れた機能性。フランス陸軍用をベースにした一本には、収納物が落ちないよう大きなバックポケットにフラップが取り付けられている。
一方で、細身シルエットとブラックカラーで“きちんと感”を強調。グレーベースのアイテムでまとめれば街感も演出できる。
呉山賢治さん Age36
身長184cm、体重72kg。日々の筋トレとヨガのおかげで服が似合う、しなやかなカラダづくりに成功。スポカジファッションが好き。
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