格好良い自分でありたい。だからツラいときも走る
いかにも鎌倉らしい、アウトドアでアクティブなランニングライフを送る大坪さん。気持ちがいいから走っているのかと質問すると、それに対しては少々意外な答えが返ってきた。
「表面的には間違いなくそうなんですけど、身も蓋もない言い方をすれば『格好良い自分でいたい』というのがあるのかもしれません。
容姿の格好良さももちろんですが、妻に対して、夫として常に格好良い存在でありたいですし、最近は子供が生まれたので、格好良い親父でありたい。
トレイルランでは長い距離を走る中でキツい局面も訪れるのですが、そこをプッシュするときも『ここで打ちのめされない、格好良い自分でありたい』と、自分を奮い立たせているし、モチベーションになっている気がします」。
人に認められたいというよりも、自分が理想とするところに近づきたい。それが普段からも意思決定のベースになっているのだそう。
「実は副業としてWEB関係の個人事業もスタートさせているのですが、それを始めた理由も、こんな時代だからこそ、現状にあぐらをかいているままじゃ格好良くないよね、という気持ちが根底にあるからなんです」。
3/3