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2021.09.26

あそぶ

“背負えるボート”パックラフト。楽しむための服装や準備のポイントを解説!

パックラフト
「Camp Gear Note」とは……
キャンプブームを受け、+αで遊べる折り畳み式ポータブルボート「パックラフト」の注目度が高まっている。
本体とパドルなど必要な道具一式がバックパックにすべて収まってしまうほど、コンパクトで手軽なことが魅力の新しい遊び道具だ。
詳しい構造やタイプについては前回の記事のとおりだが、ここでは実際に水に浮かべるまでの手順を追ってみよう。

収納サイズは背負えるほどコンパクト

パックラフト
必要な道具一式でこのコンパクトさ!
まず、これがパックラフト道具一式+着替えや飲み物などをバックパックに納めた状態。
通常のカヤックやカヌー、SUPなどの大きさを知っている方にとっては、これがいかに小さいかがよくわかるだろう。
バックパックのサイズは40Lで、何かを詰めようと思えばまだまだ入れられる余裕があるほど。車がなくても、電車やバス、自転車での移動も苦にならないサイズ感だ。
パックラフト
しっかり丸めれば、もうひと回り小さくなる。
本体のみだと、だいたい写真くらいの大きさ。このモデルは少し生地がしっかりしたタイプなので5kg少々あるが、軽量性に特化したモデルは2.5kgほどのものもある。
岩にこすれることもある川下りではなく、湖で浮かべて使うならば軽さとコンパクトさで選んでも良いだろう。奥さんに黙って買っても車の片隅に隠しておけるほど、収納場所も省スペースで済む。
パックラフト
ライフジャケット、パドルは必須。防水バッグ、ヘルメットもあるとベター。
本体以外に用意すべきは、ライフジャケットとパドルのふたつ。浅い場所でも気を抜かず、ライフジャケットは必ず着用すること。パドルは分割できてコンパクトになるものを選ぼう。
川で乗るならば、万が一に備えてヘルメットが必須。防水バッグもしっかりとしたものを用意しよう。着替えなどの荷物を濡らさずに済み、万一水に落としてしまっても浮くので回収しやすい。
パックラフト
長袖+海パン+ネオプレーン素材のタイツが便利。
パックラフト
脱げないサンダルかウォーターシューズが使いやすい。
服装は濡れても良い格好ならなんでもOKだが、濡れると重たくなるコットン製のウェアは避け、乾きやすい化繊のウェアや風除けにシェルを着るのが快適だ。長袖+タイツを着て、照り返しによる日焼けを防ぐとベター。
足元は水に入っても脱げないものを選ぶ。ビーチサンダルはNG。シューズは水抜けの良いものならスニーカーでもいい。防水透湿性素材を使ったシューズは、逆に入った水が抜けないので避けよう。


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