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2021.09.11

あそぶ

スタイリッシュなランニングを支える、海外限定ニューバランスと魔法のインソール選び

加藤芳宏
「Running Up-Date」とは……
アートディレクターとして、広告関係のデザインを手掛ける加藤芳宏さん。
前編でもお伝えしたとおり、ランニングとその周辺のカルチャーに刺激され、日々マイペースで走るというアクティビティに向き合っている。

ランニングブランドとしてのニューバランスが格好良い

「ギア選びもランニングの面白さのひとつ」。
というわけで、さすがはアートディレクター。スタイリッシュなランニングスタイルである。
加藤芳宏
シューズ、ソックスはニューバランスで、トップスとベストもニューバランス。タイツはディストリクト ヴィジョン。時計はガーミンで、キャップは友人とオリジナルで作っているikism(@ikism_rc)のもの。黒系のウェアが好み。
全身ブラックでスタイリングし、挿し色として赤を使って軽やかさの出すのがポイント。なかでもニューバランスの白いシューズが目を引く。
「もともとニューバランスが好きで、900番台や1000番台のシューズは普段からカジュアルスニーカーとして愛用していました。快適ですしね。
その認識をいい意味で裏切られたのが、前回お話ししたニューヨーク出張。自分がお洒落スニーカーだと捉えていたそのニューバランスで、ブルックリンハーフを走っている人が何人もいたんです。『そうか、ランニングブランドなんだよな』と改めて気付かされました」。
ランニングブランドとしての側面を、身をもって体感して以来、シューズやウェアはニューバランスがファーストチョイスだ。
加藤芳宏
普段履きもしているのはニューバランスの「フューエルセル プリズム v2」。ほかに、足裏感覚を研ぎ澄ますべく、素足感覚に近い接地感が特徴の「ハンゾー」と履き分けている。
「フューエルセル プリズムは、最近のトレンドである反発弾性の高いシューズです。この手のモデルはミッドソールが柔らかく沈みこむので、フォームが定まってないランナーには着地時にブレが生じるリスクがありますよね。
それをカバーするため、土踏まずのあたりにひと回り硬いフォームが組み合わせられているのが特徴。
着地したときに内側に倒れ込みにくく、そこが自分には合っている気がしますね。日頃のジョグでは、できるだけケガや故障を避けたいですから、シューズの安定感は重視しています」。


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