アドバイス④ 車の積載量を考えて!
キャンプを楽しむ人の多くが利用している車。その車もキャンプとなると積載量のことも考えなければならない。限られたスペースの中でどうやりくりするかを考えたライターの菊地さんは“屋根”を荷台にすることにしたそうだが……。
「以前スズキ・ハスラーに乗っていて、子供を連れてキャンプに行くとなると荷物が入りきらないことが悩みでした。それで屋根を使って荷物を積むこと思いつきルーフカーゴを購入。
無事に設置したあとで気付いたんですが、ルーフのベース+ボックスだけで20kg強あるのに、ハスラーの屋根の最大積載量は30kgだったんですよ(笑)」。
一応取り付けてみたものの、想定していたほど荷物を乗せることができず、その後はアクセサリー同然のまま使用。しばらくして別れを告げたという。
体験者
ライター 菊地 亮さん(42歳)
キャンプ歴2年。野球やサッカーといったスポーツ、スニーカーなどのファッションをメインに活躍する敏腕ライター。私生活では、年に数回、妻と娘2人を連れてキャンプを嗜む。
アドバイス⑤ 個性を出すキャンプサイト作りは意外と難しい!
続いてもライターの菊地さんによるアドバイス。初心者にありがちな体験をシェアしてくれた。
「初めてのファミリー用のテント選びで悩んだ末、デザインに惚れてスノーピークのアメニティドームを買いました。それでウキウキしてキャンプに行って設営。
完成してひと息ついて周りを見渡すと、そこら中に同じテントがあって、まるで新興住宅地状態。夜、トイレから戻るときに子供が間違えて別のアメニティドームに行くし、参っちゃいました(笑)」。
流行やブランドの知名度という観点だけで道具を選んでしまうと、こういう結果も待っていることを心得ておこう。
体験者
ライター 菊地 亮さん(42歳)
キャンプ歴2年。野球やサッカーといったスポーツ、スニーカーなどのファッションをメインに活躍する敏腕ライター。私生活では、年に数回、妻と娘2人を連れてキャンプを嗜む。
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いろんなキャンパーの失敗談やアドバイスが集まった今回。ひとつでも実践できれば、より快適なキャンプライフが待っているはずだ。
「ビギナーキャンパーのトホホな失敗談」とは……誰しも初心のときは失敗をして、その度に学びを得ては成長していく。キャンプとて同じ。ビギナーたちのトホホな失敗談を参考にされたし!
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鈴木純平=取材・文