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2021.09.13

ファッション

なぜ服好きは「ビズビム」に惚れ込むのか。ファッションのプロ2人の答えは?

スノースポーツのトップメーカーでキャリアを積んだ中村ヒロキ氏が指揮を執り、今年で21年目を迎えたビズビム。
デビュー当初はフットウェアブランドとして注目され、しだいにアパレルも絶大な支持を集めるなど、国内にとどまらず海外でも高い評価を獲得してきた。
なぜ服好きは「ビズビム」に惚れ込むのか。ファッションのプロ2人の答えは?
ミリタリーやワークウェアの再解釈をコンセプトに掲げ、国内では公式ウェブストア限定販売の別ライン「コントラリー デプト」から。こちらはリバーシブル仕様のキルティングライナージャケット。裏地にはストライプ柄のビブス付きで背面には1点ずつハンドペイントされたブランドイニシャルが入る。26万4000円/ビズビム 03-5468-5424
では、なぜ服好きは感動を覚えるほどビズビムに惚れ込むのか。かれこれ10年来のファンというファイヤーワークス 代表の小松大輔さんはこう語る。
「アメリカンカジュアルを基本としつつ、ただのベーシックではないんです。ときにモード的なアレンジを盛り込んだり、緻密なハンドクラフトを駆使したりと、絶妙にヒネリの利いたデザイン。そして手の込んだディテールワーク、厳選された上質素材、研ぎ澄まされたシルエットなど、すべてがハイレベル。
結果、目の肥えた大人を満足させる逸品に仕上がっている。アメカジを背景に持つブランドはたくさんありますが、個人的にその最高峰だと思います。
加えて、日本の伝統服や和のテイストを取り入れたプロダクトも非常にユニークです。たとえば、冬のアウターは上半身を覆い隠して単調に見えるのが難点ですが、僕が昨年秋冬シーズンに購入した半纏型のダウンジャケットはカーディガン感覚で羽織れて、インナーとのコーディネイトを楽しめるのがいい」。


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