スニーカー愛好家、特にナイキ党を自認するなら、この広告ビジュアルに見覚えある人多いんじゃない?
ナイキを代表する人気スニーカーの
「ダンク」が、1985年に華々しくデビューを飾った際の広告ビジュアルだ。
だけどコレ、当時とは何かが違う。右下の一足をじっくりと見てほしい。
もう答えはわかっただろうか?
実は8種類のダンクのなかで黒×ネイビーのモデルだけは当時のソレではない。
今週発売する予定の新作、藤原ヒロシ率いる「フラグメントデザイン」とのコラボによって生まれた一足だ。
「エア ジョーダン 1」や
「LD ワッフル」など、最近特にナイキとの共業が目立つフラグメントデザイン。彼らが2010年に“シティパック”という名のダンクシリーズをリリースしているのは有名な話だ。
「ニューヨーク」「ロンドン」「北京」の3都市を着想源にしたこのシリーズは、発売するや否や即完売。今ではプレ値で取引されるレアな存在として知られている。
今年6月、「北京」が11年振りにアップデート版として復刻したときには、世のスニーカー愛好家が大熱狂したものだ。その記憶も新しいなか、今回届いたのはこれまでにないニューカラーのコラボダンクである。
しかもこの一足、日本限定カラーだというから尚更見逃せない。黒×ネイビーの深みのある配色が、なんともクールな雰囲気を醸し出している。
今作のベースとなったのは、先日復刻した「北京」と同じくアップデート版の“シティパック”。
左右非対称のカラーリングが特徴的だったオリジナルとは異なり、左右対称の落ち着いた印象の一足に。ミッドソールには開発当時のスタイルナンバーが印字され、さりげなくも気が利いたアクセントとなっている。
左右のヒールにエンボス加工で配されているのは、フラグメントデザインのアイコン、稲妻ロゴ。この配置はオリジナルのデザインを見事再現しているのだ。進化しつつもしっかり当時を彷彿させてくれるところは、流石のひと言である。
発売は明日9月5日(日)。SNKRSや、ナイキ原宿、ナイキラボ MA5、ドーバー ストリート マーケット ギンザ、そのほか一部店舗で販売予定だ。
1985年、バスケ強豪校のスクールカラーを纏ってデビューしたカラフルなダンクは、バッシュ=白という概念を覆して世に強烈な印象を残した。そんな当時を彷彿させるビジュアルとともに届いた日本限定カラーのダンクは、再びスニーカーシーンにセンセーションを巻き起こすに違いない。
[問い合わせ]ナイキ 0120-6453-77