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シャツ以外に注目の山服

カセ シャツの次に注目したいのは山カーディガンかなあ。このネイビーのカーディガン(6)なんて、街で着ても絶対格好良いよね。
6)「マウンテンエクイップメント」のカーディガン1万6280円/バンブーシュート 03-5720-1677
テツ インナーにベースレイヤーは必要ですね。薄手で動きやすそう。
ガク 薄手だけど、リップストップナイロンで耐久性もありそうですね。スナップボタンで着脱しやすいのもいいです。スナップボタンばかりに注目しているようですが、好みなので(笑)。
カセ あとはTシャツだね。あ、でもこの長袖Tシャツはダウンが入ってる(7)。寒くなる時季の登り出しとかに良さそう。薄いベースレイヤーをこの下に着ておいて。
ガク 身体の中心を温めると寒さに耐えられるっていいますからね。ベスト感覚で着るのもありでしょう。
7)「アークテリクス」の長袖Tシャツ2万5300円/アークテリクス 03-6631-0833
カセ 高山や寒い時季、自分は着古したウールのセーターを持っていくんだよね。メリノウールを使ったこの長袖Tシャツ(8)は、もちろん俺の着古したセーターとは比べ物にならないけど(笑)。
8)「アイスブレーカー」の長袖Tシャツ2万5300円/ゴールドウイン 0120-307-560
テツ メリノウールはある意味超機能素材ですよね。軽くて暖かくて、蒸れない。伸縮性も備えているし。
ガク それに昔の登山家のような、クラシックさが漂いますよね。機能的なのに味わいもある。ウール素材の服でFUN登山、いいかもしれない。
カセ これからの時季は、ちょっと厚手のロンTも使えそう。マムートのロンT(9)は色みも個性的で、惹かれるものがある。どこかヨーロッパのクライマーの香りがする。
9)「マムート」の長袖Tシャツ1万4300円/マムート スポーツ グループ ジャパン 03-5413-8597
ガク ストイックだけど雰囲気ありますよね。胸ポケットの位置も考え抜かれてるなあ。Tシャツの最後(10)はやっと半袖が登場ですね。これ、軽くて動きやすいです。
10)「アンドワンダー」のTシャツ1万7600円/アンドワンダー 03-5787-3460
カセ スタイリッシュなデザインと立体的なシルエットが個性あるね。おっと、このTシャツ、汗のニオイを抑える効果もあるようだよ。「デオドラントステッチ」を使ってるんだって。汗かきの我々にはうれしいオプションでありますな。
ガク 汗染みが目立たない色めもポイント高いと思います!
カセ まとめると、シャツやTシャツは蒸れない素材、さらりとした感触の素材を使っていることが大事かもしれないね。夏場はもちろん、冬山だって登り続けていると結構汗をかくし。
ガク ただTシャツ、つまり山でいうところのベースレイヤーって、どこが決め手になるのかいまいち基準が定まらないんですよ。特にデザイン的視点で考えると何だか迷っちゃいます。
カセ アウトドアブランドのものは基本的機能は備わっているからね。街着のTシャツと同じように、素材や作り以外の「色」「シルエット」「着心地」にももっと注目するべきなんだろうな。
 
柏田テツヲ、鈴木泰之=写真 石黒亮一、平 健一=スタイリング 加瀬友重=編集・文


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