発売当時から常に感動を与え続けてくれる「ポロ ラルフ ローレン」のBDシャツ。
ファッションのプロたちも虜になっているようで、「ずっと愛用している」「いつの時代も色褪せない名品」「120点満点です」とそれぞれ熱い想いを語ってくれた。
スタイリスト
喜多尾祥之さん Age56
台東区浅草生まれの江戸っ子。実生活に寄り添う「豊かな洗いジワこそエレガント」がスタイリングのモットー。魔味探求家元。趣味はゴルフ。
ラルフ ローレンのBDシャツといえば、本国で1990年代に発売されたと同時に虜になった「ビッグフィット」シリーズを思い起こす。
トラッドなブランドが“ビッグ”というモードな発想を取り入れたデザイン力に衝撃を受けて、NY5番街の店に買いに走ったなぁ。これこそエレガントなオーバーサイズのハシリだと思う。
ついこの間も「ビッグフィット」シリーズが日本で再販されたと聞いて、表参道店に向かいサックスと白の各2枚を購入。スタンダードなBDシャツもずっと愛用しているけれど、この暑い夏は脇や胴回りに余裕がある風通しのいいビッグフィットなBDシャツをエアリズムの上に羽織って乗り超えたよ。
ユナイテッドアローズ 営業統括本部 PR部 部長
吉田淳志さん Age45
服の好みは基本的に幅広く、特にカジュアルなアイテムが多い。古着もヴィンテージから面白いデザインものまで多数購入している。
1990年代に発売された当初から着用していたシリーズが、復刻して新たに発売されました。
当時から変わらないルーズなシルエットと、永遠の定番といえるラルフ ローレンのオックスフォードBDシャツは、いつの時代も色褪せません。
ビームス メンズカジュアル チーフバイヤー
柴﨑智典さん Age40
ベーシックなアメカジとメンズウェアにおける定番品をこよなく愛する。おそらくどこのセレクトショップのバイヤーさんより“コンサバイヤー”。
ポロ ラルフ ローレンのオックスフォードBDシャツは、定番を愛する私にとって唯一無二のアイテム。無地のホワイト、ブルー、キャンディストライプ、「ビッグフィット」「クラシックフィット」シリーズ……と、一週間は着回せるバリエーションを所有しています。
オックスフォードは着込んで、洗い込んだあともその風合いを存分に楽しめるため、昔から愛してやまない素材です。
着用シーンも幅広く、ダークグレーのスーツやブレザーに合わせるアメリカントラディショナルの王道スタイルから、デニムやチノパンツにサラッと合わせるアメカジスタイル、さらに猛暑ではショーツとも相性抜群でした。120点満点のアイテムです。
清水健吾=写真 梶 雄太、来田拓也、星 光彦、野上翔太=スタイリング 増山直樹、早渕智之、長谷川茂雄、いくら直幸、髙村将司、大西陽子、森上 洋、中田 潤、今野 壘、オオサワ系、大木武康=文