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もはやその存在はあのアメリカントラッドの雄


菊池さんは、パタゴニアとの距離が近づいたことで、ここ最近実感していることがある。
「10〜20代の頃、古着屋に並んでいるアウトドアブランドのアイテムは、すべてローテクなものとして捉えていました。でも今、アウトドア系のアイテムは基本的にハイテク。それでもパタゴニアは、多少のアップデートはあっても不変で、幅広い層から求められていることに驚きます」。
これを菊池さんは「まさにポロ ラルフ ローレンのよう」と言う……その心は?
「時代の変化に対応しながら、古き佳きアメリカントラッドをベースは崩さずに揺るがない世界を作り上げている。
それもあってか、ラルフのカタログや広告は、過去の写真を見ても古さを感じませんよね。その王道感や普遍性がパタゴニアにもあるんです」。
菊池家では、夏を迎えると奥様や子供たちも思い思いのバギーズを楽しんでいる。つまり、家族ぐるみの付き合いだ。その事実もまた、バギーズの魅力の一端を表しているといえよう。
「愛しのパタゴニア バギーズ・ショーツ」とは……
夏の大本命にして大定番、パタゴニアのバギーズ・ショーツ。誕生から約40年、その輝きは増すばかりだが、世のバギーズ・ラバーズはどう着こなしているのか。洒落た模範解答をどうぞ。
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山本 大=写真 菊地 亮=取材・文


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