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自分がコントロールできるものに集中する

このように、部下から好かれるということは、日々の様々な上司の行為を通して、自然に生まれてくる結果です。
繰り返しますが、人の心は直接的にコントロールすることはできず、間接的にしか影響を与えられないのです。
部下から好かれることをいくら望んでいたとしても、そんな自分でコントロールできないことなど相手にしないほうがよい。そして、自分が直接コントロールできること、つまり自分の行動だけにフォーカスを絞って、日々を過ごしていくことが、結局良い結果を生み出すのではないでしょうか。
好かれることは難しくとも、部下のためになる行動をすることは、自分がやろうとすればできることです。
 

部下の真のニーズを発見する

部下のためになる行動とは何でしょうか。
それは部下が望むことをすることではありません。部下におもねるのでなく、一時的に嫌われようとも、将来的に部下の役に立つことだと確信したことを粛々と行うべきです。
そして、そのためには、部下をよく知る必要があります。部下の話をよく聞くのみならず(言っていることが真実かわかりません)、部下がやっていることをよく観察することで、本人も意識していない真の部下のニーズを見つけなくてはなりません。


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