「玄人キャンパーが選んだコスパギア」とは…… キャンプマスターたちが愛用するコスパアイテムを紹介する本企画。
前回に引き続き、今回は
「2000円以下で購入できる(購入できた)アイテム」をピックアップする。
①「ナイトアイズ」のカムジャム ロープタイトナー
A-sukeさんは、東京・水道橋にある「アウトドアカフェ ベースキャンプ」の名物店主。
さまざまな外遊びに精通する彼がチョイスしたのは、タープを張ったり、モノを縛るときに役立つ、カラビナ付きの金具だ。
「タープを張るときは、ロープを本体に通して軽く引っ張るだけで、テンションをかけられます。しかも、穴に通せばロックがかかる仕組みなのでワンタッチで取り外しが可能。タープやテントの設営を短縮できます。
雨のときは滑ったり、ロープの余りが垂れて邪魔だったりと多少のマイナス面があるのはご愛嬌ということで(笑)」。
キャンプサイトでの設営は時間がかかるし、張り方ひとつで強度が変わるからこそ、このアイテムを頼りにしたい。
| 推薦人 「アウトドアカフェ ベースキャンプ」店主 A-sukeさん(42歳) キャンプ歴30年以上。釣り、カヤック、ハンティング、自転車、バイク、スノーボード……と、外遊びに精通している。アウトドア料理の著書も多数手掛けるほか、アウトドアグッズのプロデュースも行っている。 |
②「クーラーショック」の保冷剤
アウトドア、ファッション、ライフスタイルと幅広いジャンルのPRを行うダブワークス代表の上田さんがオススメするのはアメリカ製の保冷剤だ。
「保冷剤は氷よりも軽くて省スペース、なおかつ効率的に冷えるので、クーラーボックスに必ず忍ばせておきたいもの。
数多ある保冷剤の中でも、マイフェイバリットは『クーラーショック』です。 僕がイエティ(YETI)のクーラーボックス使っているせいもありますが、これはキャンプ3日目でもカチカチのまま。野菜が凍っちゃうくらい冷えるんです(笑)」。
クーラーショックは医療分野である血液輸送のために開発された技術を応用して生まれた保冷剤で、使用時はマイナス7〜8℃をキープしれくれるスグレモノ。ひと晩冷凍庫に寝かせるだけで、驚異の保冷力を発揮してくれる。
| 推薦人 ダブワークス代表 上田大輔さん(39歳) キャンプ歴19年。釣りやスノーボードなども嗜む。海、山、ジャンルを問わず外遊びにチャレンジし、今年からはゴルフの練習をスタート。同時に愛娘と楽しめる遊びを模索中。 |
③「ハイマウント」のフォールディングスツール
日本が誇るミニマルデザインの名作をピックアップしたのは、スタンダードポイントの長田さん。
「1430円と安価ながら対荷重80kgのハイスペック。オットマンのように使うのはもちろん、僕は2つ並べてクーラーボックススタンドとしても活用しています。同様にギアコンテナのスタンドなどにも使えて、とても便利です!」。
本体重量はわずか約630g、収納時は約H18×W22.5×D3cmと場所を取らないのも魅力。フレームが細いので座ったときにお尻の下がゴロツキにくく、肝心の椅子としての性能も良し。
| 推薦人 スタンダードポイント代表 長田孝洋さん(42歳) キャンプ歴15年。富士五湖周辺の人気アウトドアショップ「スタンダードポイント」では、キャンパー目線でセレクトした定番アイテムから、ガレージブランドの新作、ビンテージまで幅広く販売。独自の審美眼が光る。 |
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