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2021.08.28

ハーレー、デルファストの電動自動車!機能も見た目も抜群な2台

もとは日本のママチャリから始まったと言われる電動アシスト自転車。それが今では世界中でさまざまなスタイルのeバイクへと派生し、人気となっている。

なかには各地のカルチャーの影響を受け、本家のママチャリからは思いも付かないようなスタイルのeバイクも。
今回紹介するのは、スタイルで、スペックで、2輪好きが「こんなの待ってました!」という2台。
 

■ハーレーのチョッパーeバイク

ハーレーダビットソン モッシュ/チョッパー
ワンオフモデルの「モッシュ/チョッパー」

ハーレーダビットソン モッシュ/チョッパー

思わずスマ○マのマ○坊が頭をよぎってしまったが、これは本家アメリカで生まれたチョッパーモデル。しかも天下のハーレーダビッドソン製だ。
同社は2020年10月にeバイクブランド「シリアル1サイクルカンパニー」を立ち上げ、現在「ラッシュ/シティ」と「モッシュ/シティ」の2車種を販売している。
いずれも1903年に誕生したハーレーの記念すべき第一号車「シリアルナンバー1」をモチーフに開発されたモデルだが、今回ワンオフ、つまり一台切りのスペシャルモデル「モッシュ/チョッパー」を製作した。
ベースの「モッシュ/シティ」の実走行距離は35(約48km)~105マイル(約169km)。
バッテリーは取り外して充電できる。
ライトは前後ともLED。
実はこのモッシュ/チョッパー、今年8月6日に開催されたオークションに出品するために作られたeバイク。
ハーレーによると「モーターサイクルを所有するうえで、カスタマイズは非常に重要な要素。ワンオフシリーズは、このような個性的でパーソナライズされた精神をeバイクにも適用したく」開発したのだとか。
モッシュ/シティをベースに、著名なチョッパービルダーに製作を依頼。長いバナナシートや、ゆったりとしたライディングポジション、’60年代スタイルのペイントなど細部にもこだわったアメリカンeバイクに仕上げられた。
ベースとなった「モッシュ/シティ」。ベーシックモデルの最高速度は25mph(約32km/h)だが、28mph(約45km/h)のモデルもある。
既にオークションは終了していて、落札価格は1万4200ドル(約156万円)。それを残念に思う方に朗報をひとつ。同社では年に数回、こうしたワンオフモデルをオークションに出品する予定だそう。
世界で1台のハーレー謹製eバイクを手に入れたいなら、公式HPをこまめにチェックしてみよう。


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