玄人キャンパーが選んだコスパギア●お金を出せば、質の高いモノが手に入るのは当たり前。でも、財源には限界があり、欲望にはキリがない。そこで、玄人キャンパー17人に質問!「自慢のコスパギアは何ですか?」
空前のキャンプブームにつき、キャンプギアも群雄割拠。いいモノはたくさんあるけれど、“値段の割にいいモノ”ってなると何がいいかわからない。
そこで、外遊びの先輩たちに“買って良かったコスパアイテム”を緊急アンケート。第一回は、何の気なしに買えちゃう「
1000円でお釣りがくるキッチングッズ」を紹介する。
①「ウィルドゥ」のフォールダーカップ
「キャンプの食器類やカップをステンレス系や重いホーローに統一するのも好きですが、ちょっと遊びのあるカップを持っていると、テーブルを鮮やかに演出できます」とファッションPRの辻井国裕さん。
ビビッドな色味のこちらは、スウェーデン発のカトラリーブランド「ウィルドゥ」の万能カップだ。
「実はコレ、用途に合わせてサイズを変更できるんです。例えば、グレーの小さい方は、普段はつまみなどを入れる皿として使って、コーヒーを飲みたいときは、カップを拡張させることができます。オレンジのカップは拡張させた状態のもので、カレーやラーメンを入れる皿としても重宝しています。
紙皿を使い捨てるよりもエシカルに食事できるので、日常的に持っておきたいアイテムですね」。
ご覧のように、使わないときは折りたたんでコンパクトにまとめることが可能。しかも、レギュラーサイズは25g、ビッグサイズは45gと超軽量なので、持ち運びも楽チンだ。
| 推薦人 ボルシチPR代表 辻井国裕さん(45歳) キャンプ歴8年。国内外のブランドを取り扱うフリーランスPR。キャンプは登山や自転車とセットで楽しむことが多く、バックパックに詰め込めるような、ソロで使えるコンパクトなアイテムにこだわりを持つ。 |
② 「プエブコ」のアルミトレイ
小林宏明さんは、自身が手掛ける旅のコンセプトショップ「パーヴェイヤーズ」で取り扱い中のアルミトレイをチョイス。
「価格はSサイズ(20cm)で550円、Lサイズ(30cm)で990円と大変お手頃ですので、店でもよく売れています。最初はピカピカすぎて少し気になりますが、使っていくうちに細かい傷がついて、いい味を出してくれるんです」。
写真のようにピザを置いたり、取り皿にしたりと用途はさまざま。SからLサイズまですべて揃えても、薄く重ねられるため嵩張る心配もナシ。
極めつきは、アルミならではの丈夫さと軽さ。タフさが求められるキャンプにて打ってつけだ。
| 推薦人 パーク代表 小林宏明さん(40歳) キャンプ歴約20年。趣味である旅行やアウトドアの経験を生かし、2017年に群馬県桐生市に旅のコンセプトショップ「パーヴェイヤーズ」をオープン。2021年には、ブルワリー&カフェレストランを併設。 |
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