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コーチングしながら自分のランニングもアップデート

現在は新宿区にあるトライアスロンのプロショップ「ハイリッジ」のチームに所属するかたわら、個人でコーチングサービスを立ち上げ、さまざまな年代、走力のアスリートをクライアントに、そのランニングスキルを二人三脚で高めている。
「誰しも学校の体育を通じて走った経験があると思いますが、振り返ってみると、あれは走っていたのではなく走らされていただけ。大人が自発的に、趣味でランニングするのであれば、楽しく、正しく走り続けてもらいたい。
それはもちろんひとりでもできることですが、パフォーマンスを上げるにも、長く続けるにも、コーチとして手伝えることはあると思っています」。
ユナイテッドコーチング
エリートやトライアスリートだけでなく、一般ランナーに対しても幅広くコーチングを行っている。興味のある方は梅田さんのコーチングサービス「ユナイテッドコーチング」を参照されたし。
ランニングは誰もができる動作だが、足を置く場所だったり、重心の位置だったり、追求すればするほど奥が深いもの。コーチとして活動する時間が増えるにつれ“教える”という作業を通じて、ランニングをより深く考えられるようになったという。
「面白いんですけど、プレイングコーチになってランのタイムが伸びたんですよ。トラックの5000mでは14分51秒とベストを更新しましたし、トライアスロンの日本選手権でもキャリアハイの順位を残せた。練習量は確実に減っていますし、体力的にはピークを過ぎているはずなんですけどね」。
だからこそ、ランニングは追求しがいがあって面白い。動作自体はごくシンプルなものなのに、だ。
ユナイテッドコーチング
「その人その人にあった正しい走り方、ケガしにくい走り方というのは確実にあるんです。それを一緒に探って、お伝えしていければと思っています」。


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