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体が喜ぶおすすめジュース3種

左から「セツコのスウィートキス」「ドクターアウェイ」「セツコのAMG(アメージング)」 (すべてオリジナルサイズ760円)。
ジュースはカップから溢れ出そうなほど並々と注ぐのが「セツコジュース」のお決まりだが、それには理由がある。
「こういうフレッシュジュースって値段の割に、量が少なくて物足りなかったりするじゃないですか、特に男性には」(槻本さん)。
そしてできる限り、農園などを訪れてフルーツや野菜を調達するという。
「品質は良いのに、形の問題などで市場には出せないB品を仕入れることもあります」(呉山さん)と、フードロス問題にもできることから取り組んでいる。
マッチョな男ならではのパフォーマンス。
そんな背景を持つ素材から抽出され、中村さんの腕の上で注がれているのは「セツコのスウィートキス」。
はいどーぞ!
ストロベリー、ジンジャー、りんごをブレンドし、砂糖は一切使わずに仕上げている。鮮やかなピンクはイチゴの色だ。
続いて呉山さんが作り始めたのは「ドクターアウェイ」。
壁に貼られた“健康第一”が「セツコジュース」のモットー。エクササイズ中の呉山さんのイラストが描かれたピンクのエプロンはお客様からのプレゼントだそう。
「これにはニンジンが2本分入っているんです。あとはりんごとジンジャー。この量を“食べる”のは大変ですが、ジュースなら気軽に飲めるんです」。
そして、お酒が大好きな呉山さんが、飲みすぎた翌日に必ず飲むのが「セツコのAMG(アメージング)」だ。
こちらは「セツコのAMG(アメージング)」。
りんご&ミントの爽やかな味わいと、ジンジャーのピリリ感が二日酔いの体を「シャキッと目覚めさせてくれる」んだそうだ。
ちなみに、レギュラーサイズは+100円でラージに変更が可能。また、どのジュースも+100円で、“ジンジャーを多めに”“素材を変えて”といったアレンジリクエストができる。
サイドメニューはサンドイッチが人気。ボリューム満点の「アボカドサンド」(700円)はオリジナルのバジルソースが効いている。
「セツコジュースにはもちろんメニューはあるんですけど、『今日どんな感じ?』っていうお客様とのやりとりを大切にしながら、その日の気分や体調に合わせたジュースを提供したい。
お客様同士の会話が自然に始まることも多く、この空間で繰り広げられるコミュニケーションを絡めながら、“ジュースカルチャー”を盛り上げていきたいですね」(呉山さん)。

マッチョな3人の男が営む話題のジュース店を出て、店頭にある看板に記された「男前になる為のジュース」の意味を改めて理解した。
ここは、“体の中から男前になる”ジュースを提供する店なのだ。見送ってくれたヘルシーな彼らを見て、そう確信する。
 
[店鋪情報]
セツコジュース&ブレックファスト
住所:東京都渋谷区宇田川町37-10
営業:8:00〜11:00(木・金曜定休)
www.instagram.com/setsukojuice/
※撮影時のみ、マスクを外しています。
渋谷香菜子=文


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