証言④「フルーツ柄のタンクトップはやめろ!」
F子 ウチの夫は何故だかいつもフルーツ柄のタンクトップを着て、子供のサッカーの応援に行くのよ。
――フルーツ柄? いつも!?F子 それでまたカラフルなキャップとか合わせちゃうわけ。
◯性爆弾の◯ッキーにしか見えない。もう目立っちゃって目立っちゃって、勘弁してほしい。ママ軍団からも
「来たわよ、フルーツさん!」とか言われちゃって……。
――似合っていればいいのでは?F子 似合ってないわよ!
似合ってても嫌だわ! それに、意味不明なんだけど、ベージュのサンダルをよく履くの。もう遠目から見たら裸足で歩いているように見えてしょうがない。しかも、目元は白いサングラス。
――た、確かに……それはさすがに際どいですね。◇
ファッションにおいては、自分なりのこだわりがあってOK! と声を大にして言いたいところだが、ほどほどにしておくのがベターか。
少なくとも、妻と一緒にいるときは、彼女の常識に則った着こなしにしておいたほうが、地雷を踏む確率は低そうだ。
「聞かなきゃ良かった、妻の本音」とは……なんか最近、妻がつれない、怒りっぽい……そんな心当たりはない? 見慣れた妻の表情の裏にある本音とは? そこには、ずーっと抱えている夫への不満や価値観のズレが。怖いけど、覗いてみよう“奥様座談会”。
上に戻る 佐藤ゆたか=写真 菊地 亮=取材・文