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2021.08.07

あそぶ

「ランニングは『好き』とは言えない」男が13年も走り続けられるモチベーション術

鈴木武史
「Running Up-Date」とは……
「小さい頃は太っていたので持久走が苦手でしたし、今でも走り始めるまでは、毎回のように面倒だなと思っています」と、大手アパレルメーカー「パルグループ」にてEC部門を統括する鈴木武史さん。
13年超の走歴を誇り、「鈴木すず」名義でランニング関係のライターとしての顔も持つなど、ハタから見れば“走るの大好き”だが、実は普段のトレーニングランは嫌なのだという。
だからこそ気になるのは、それでもランニングを習慣にできたモチベーション維持の手法だ。
 

走るまで気が進まないけど、いざ走って後悔したことはゼロ

最初に走り始めたきっかけは体型維持のためだった。今でこそスラリと伸びた身長186cmの体躯だが、中学生頃まではいわゆる肥満体型で、それがコンプレックスだったと語る。
鈴木武史
「社会人になってからは、ファッションを生業にする者として服を綺麗に着られるようにと体型をキープしていたのですが、30歳を迎える頃、周りにいる同年代のお腹が出てくるのが目立つようになってきた。
自分自身、物心ついたころから肥満児で、中学3年生の夏には100kgの大台に乗りそうになった過去があります。そのトラウマから、もう肥満体には戻りたくはないと先手を打って走ることにしました」。
とはいえ、学生時代の校内マラソン大会やスポーツテストの持久走は大の苦手。そんなわけで、嫌々だった。
「正直、今でも普段のランニングは『好き』とは言えません。原宿のオフィスへ出社した日は三軒茶屋の自宅まで帰宅ランをするのですが、その途中で寄り道する夜の代々木公園などは気が進まないこと、この上なし(笑)。
そんな自分が10年以上も走り続けられているのだから、世の中の多くのランニング嫌いの人が感じるほど、嫌ではないのかもしれません」。
鈴木武史
走り始めてからは狙いどおり、体重はずっと変わらずキープできている。
「走り始めるまでは葛藤があるんですけど、走り出してしまえばやっぱり気持ちが良いですから。だからトータルでアリかナシかで言うと、アリ。走らないで後悔したことは何度もありますが、走って後悔したことは一度もないんです」。
そんなこんなで週に5〜6日は走っていると言うのだから、恐れ入る。


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