「ランニング効果をアゲるギア」とは…… キャップと同じく夏のランニングシーンに欠かせないアイテムといえば、サングラス。
スタイルのあるランナー40名の愛用ブランドをカウントしたところ、ダントツで支持を集めていたのがオークリーだ。
しかし、感度の高い彼らが愛用するオークリーは、オリンピアンが競技で使用するレーシーなモデルとは選びの目線が少々違っているようで……。
人気モデル「フロッグスキン」の定番力を知る
お洒落ランナー御用達のオークリー。彼らが使用するのは、
ライフスタイルパフォーマンスというカテゴリーのモデルだ。
プロが試合で使うスポーツパフォーマンスカテゴリーと同じ、軽くてタフなフレームを用いているのが特徴で、カジュアルなシーンでも馴染むデザインに落とし込んでいる。
なかでも多くの愛用者を集めた「
フロッグスキン」は、ライフスタイル系の大定番モデル。
1985年に登場し、一旦は’90年代に生産終了となるものの、2007年に’80年代のテイスト全開で復刻。レトロであるがゆえファッションピースとしての存在感が際立ち、サーファーやスケーター、ミュージシャンたちがこぞって着用するように。
「
街でもスポーツシーンでも掛けられるオークリー」と椛澤さんが話すように、今では不動の人気アイテムとなっている。
フロッグスキンと言っても「グローバルフィット」「アジアンフィット」「XS」といったバリエーションが展開されている。
オークリーのプレスである永山華奈さんにその違いを聞いてみてると……
「
アジアンフィットはノーズパッドが厚く高めにデザインされており、フレームもその名の通り日本人全般にフィットしやすいタイプです。
一方、グローバルフィットとの差はノーズパット部で、
鼻が高い方はグローバルフィットの方が理想的な位置で掛けられるはず。XSは女性やお子さんを想定しているため、顔幅が狭い方にピッタリです!」
とのこと。
いかにも「走ってます」な雰囲気ではなく、適度なヌケ感がライフスタイルの延長として走るランナーにしっくりくるのだ。
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