■ビュイック「アンコールGX」
ビュイックはシボレーの上位に位置づけられて展開されてきたブランド。歴史もあり、ヤナセは大正4年にキャデラックと、このビュイックからビジネスを始めたほどだ。
1980年代にはリーガルエステートワゴンや、ロードマスターなど同ブランドのアメリカンワゴンが日本でも人気があった。現在はSUV専業となっている。
シボレーのトレイルブレイザーのビュイック版がアンコールGXで、全長4354mmという丁度いいサイズのSUVだ。
エンジンやトランスミッション、4WDの設定などはトレイルブレイザーと同じ。アレクサは設定されていないが、上級ブランドゆえだろう、静粛性が高められている。
実は2019年の上海モーターショーで世界初公開され、GMと中国企業による合弁会社で中国向けモデルが製造されている。
確かに中国は今や世界で最も車が売れる国だけど、隣の日本だってアメリカに次いで世界第3位。ちょっとだけこっちに回してくれない?
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