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2021.08.07

ニュース

キャンプ空間を手軽に拡張できるテント「カーレックス」がヒットした理由

いくらキャンプが好きでも、こうも暑いとテントを張るのがツラい&面倒臭い。でも寝床は確保しなければ。そんなときはこれを。
「カーレックス」5万6480円/キメックスジャパン https://horizon-arrow.com/
愛車の“お尻”にくっつけて設営するカーテント「カーレックス」だ。
今年4月に日本に上陸。初回販売は大好評のうちに終了し、現在、第2弾の予約受付が始まったヒットギアである。
「カーレックス」設置中の様子。微調整しながらバックドアをテント内に収めれば完了。
基本構造は、よく見るカーテントと同じようだが、ほかと何が違うのか。ヒットの理由を探ってみよう。
 

ヒットの理由① 必要なパーツは3本のポールとペグだけ

ヒットの秘密はまず、とにかく簡単に組み立てられることにある。ざくっと説明すると、
①テントに3本のポールを通す
②テントの4隅をペグで固定
③ポールを持ち上げてテントを立てる
④テントに付属する伸縮フックを車のタイヤにかけて固定する
だけ! 慣れれば、大人ひとりで10分もあれば設置できるはずだ。
付属のタープ(W160×D250cm)を張れば、空間をより拡張できる。
その周辺にテーブルや焚き火台などを出せば、あっという間にキャンプサイトの出来上がり。車のラゲッジを荷物置きにできるため、余計な物をいちいち車から降ろさないで済むのもメリットだ。
 

ヒットの理由② 雨だけでなく虫も防ぐタフなやつ

「カーレックス」の優秀ポイントは耐久性にもある。
生地は、軽量ながら十分な厚みがあるオックスフォード・ポリエステルで、耐水圧は3000mm以上(一般的な傘の耐水圧は250mm以上)。厳しい放水実験にも耐え抜いた高い防水性能を持つ。
縫製部分にはもちろん、水の浸透を防ぐ加工が施され、ファスナーにも防水加工を。ちょっとやそっとの雨ではビクともしない。
車とカーテントの連結部分にはメッシュの仕切りが設けられ、カーテント内への虫の侵入を防ぐ。
また、キャンプの大敵である虫の侵入もブロックできる。
車後部を覆う一般的なカーテントでは、連結部分にどうしても隙間が生じるため、中に入ってくる虫との格闘は必至。
その点「カーレックス」は車との連結部分に、クローズドドアとメッシュの2重構造の仕切りが設けられているから安心だ。
すでに完売してしまい、現在は入荷待ちの状態。蚊帳テント「ザ・バグテント」 各4760円/キメックスジャパン  https://horizon-arrow.com/
虫を強固にブロックしたい場合は「ザ・バグテント」を。これで快眠は約束されたようなものだ。
 

ヒットの理由③ ファミキャンもOKな広々空間


「カーレックス」の室内最大天井高は230cmと広々。大きめの男性が立っても圧迫感がないので、ファミリーにもおすすめだ。
ゆったり使いたい場合は3〜4名での利用が目安になるが、車中にも寝床を設ければ、さらに大人数で楽しめる。
しかも、跳ね上げ式のバックドアを持つ車(バックドアの幅1.7m以下、オープン時の高さ2m以下)であれば使えると、対応車種も多いからありがたい。
 
ということで、パワフルな広々空間を簡単設営できる「カーレックス」は、夏場のテント問題やキャンプの面倒を減らすことを証明。アクティブライフの快適化の一手として、ぜひお見知りおきを!
 
[問い合わせ]
キメックスジャパン
https://horizon-arrow.com/
都川あんり=文


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