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2021.08.03

からだ

「エルドレッソ」のキャップ・ウェア。服好きに愛されるウェアとは?

 「ランニング効果をアゲるギア」とは……
ここ最近、SNS上のランニングインフルエンサーを中心に、やたらと“映える”ウェアに身を包むランナーを目にする機会が増えた。

今までのランニングウェアではあまり見ない色柄やグラフィックを用い、まるで古着で見つけたかのような独自性とアメカジ感を備えている。
心当たりがあるとしたら、それはきっと「エルドレッソ」というブランドに違いない。
 

ストリートファッション好きなら刺さるデザイン

Running Up-date」でもたびたび愛用者が登場しているエルドレッソ。昔ながらの陸上ウェアとは一味も二味も違うデザインは、ストリートファッションのような雰囲気を醸し出している。
Tシャツ、ジャケット、小物に至るまですベてエルドレッソで固めた中尾真也さん
代々木上原にてアルゼンチンのソウルフード、チョリパンの専門店を営むランナーの中尾さんはエルドレッソ党の一人だ。
「デザイナー阿久澤さんの作る世界観にハマっています。ヒョウ柄の小物なんて、ほかのランニングブランドではちょっと考えられません。本気で走っているのに、本気っぽく見えないウェアを着ているってなんか良いじゃないですか。派手なのに、実は速くて強い!というのを目指しています」。
走る美容師・藤川英樹さんのロンTもエルドレッソだ。
「ドレッドなのでヘッドバンドは地味なものを選んでいますが、ウェアは目立つアイテムに手が伸びますね。ファッションとしても成立するものが理想なので、阿久澤さんが生み出すエルドレッソの世界観は好みにドンピシャなんです。
極端な話、走り終わったあとこのままで呑みに行けますから。今は社会情勢的に厳しいですけどね」(藤川さん)。
アパレルの輸入代理店にてシニアマネージャーを務め、アラフィフでランナーデビューした金岡克宜さんはエアウォーク×エルドレッソのタンクトップを颯爽と着こなしている。
「エルドレッソのトップスはかれこれ5枚くらい所有していていて、ロックTシャツを着るようなノリで着ていますね。スポーツブランドのストイックなウェアは自分にとってはシリアスすぎるんで。阿久澤さんのキャラクターを含めて好きなブランドです」(金岡さん)。
……ここまでラブコールが集中すると、気になるのが“エルドレッソの阿久澤さん”だ。いったいどんな人なのだろう。


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