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選択② 汗っかきなら、コットン見えの化繊が良し


そうはいっても、体質や気候によってはコットン素材に一抹の不安がある人もいるだろう。
そんな人は、触れるまではポリエステル100%と気付かない、コットンのような表情を持つ吸水速乾Tシャツを。

アスリートフードマイスターの資格を持ち、ランナー&サーファーフレンドリーなデリ「エイドキッチン」のオーナーシェフである郡山総平さんは、再生ポリエステル繊維を利用したブリング(BRING)のTシャツ(写真上)を仕事中もランニングでもヘビロテしている。
「エイドキッチンではSDGsに取り組んでいるので、着古したポリエステルウェアを回収してサステイナブルなウェアに変えてしまうブリングの姿勢に共感して着用しています。
リサイクルポリエステルだけど柔らかいコットンのような着心地で、もちろん速乾性もあり、洗濯を繰り返してもコットンのようにヘタりません。ランやジムで運動するときにも、仕事着としても重宝しています。さすがにレースウェアほどの速乾性はありませんが、これで十分ですね」(郡山さん)。
見た目だけでなく、着心地も天然素材寄りというのがポイントだ。
まるでコットンと見間違えてしまいそうな白T。
会員制シェアハウス運営会社の代表を務める佐別当隆志さんは、ザ・ノース・フェイスのポケットTシャツをチョイス。
「多拠点生活を実践している関係で、普段持ち歩く持ち物は、ランニングだけでなくデイリーウェアとして使えるものがいいんです。
そこで見つけたのが“ノース”の『エアリーポケットT』。ランニングウェアを選ぶというよりは、ランニングもできるアクティブな素材の服を選ぶ感覚です。
シワになりにくく、すぐ乾き、ニオイも付きにくいというイージーケア性は今のライフスタイルにぴったり。コットンのように膨らみを持たせたポリエステル繊維なので、シンプルだけどサマになるのがありがたいです」(佐別当さん)。
この手のアイテムはアウトドアブランドのライフスタイルラインに多い。気になったらそのあたりをサーチしてみるのがオススメだ。


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