サーフボードを乗せたポルシェから、短パンTシャツ姿のおじさんが下りてきたら格好いい。例えばこんな。
男が憧れるスタイルのひとつだが、その本質を体感できるイベントが今週末、開催される。仕掛け人は、開催場所を伝えればわかるだろう。
RHC ロンハーマンみなとみらい店。理想のカリフォルニアライフを日本仕様に翻訳する名手である。
ここで、サーフィン界のトップブランド・ハーレーと、モータースポーツ界の王者ポルシェを操るレーシングチーム、フィールド マネージメント レーシングをパートナーに迎え、7月31日(土)と8月1日(日)、「スピード」をテーマに、さまざまなコンテンツを用意するのだ。
このイベントをなぜオーシャンズが勧めたいのか、というと、冒頭の「憧れのスタイルが見つかる」からだけではない。
自然が相手のサーフシーンをフィールドにするブランドとして環境に配慮したモノづくりを進めるハーレーと、CO2排出を削減させつつ、走る喜びを常に向上させるポルシェが、子供も楽しめる“未来へ繋がる経験”を用意しているからである。
会場でリリースされるハーレーの新ライン「ハーレーベーシックス」は、サステイナブルな目線を取り入れたプロダクト。
今季から本格始動し、長く愛用できるシンプルなデザインが特徴だ。Tシャツひとつとっても、いわゆる“サーフブランド”的なグラフィックは皆無。素材には生分解性ポリエステル繊維を採用し、将来のゴミがゼロになることを目指している。
そんなTシャツを期間中に購入すると、特別にイベント名である「speed club」というタイポグラフィのシルクスクリーンを入れてもらえる。
こうしたベーシックアイテムに“思い出”が加われば、愛着はさらに増すはずだ。
一方のポルシェは、ブランド初の電動スポーツカー「タイカン ターボ」を展示。
まるで「911」を思わせる後ろ姿で“伝統と革新を融合した”と話題の車に触れられる貴重な機会。
さらには専用シミュレーターでeモータースポーツを楽しめるブースも用意し、タイムトライアルを実施するという。
好タイムを叩き出すとノベルティがもらえるというから、親子で熱くなってしまうかもしれない。
ファッションやゲーム、車の楽しさを通じて、世界で考えるべきテーマに目を向けるきっかけを与えてくれるイベント。そこには、憧れのスタイルの本質は“自分よがりではない”という気付きがあるはずだ。
今は、いつも以上に気を配らなければいけないご時世ゆえ「気楽に行って!」と自分よがって言うわけにはいかないけれど、然るべき対策をとって、ぜひ足を運んでもらいたい。
【イベント概要】「speed club」会期:7月31日(土)、8月1日(日)会場:RHC ロンハーマンみなとみらい店住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-5-1 マークイズみなとみらい 1F電話:045-319-6700営業:10:00〜21:00(会期中)