OCEANS

SHARE

月間100kmへのチャレンジが毎月のルーティン

こうして“いっぱしのランナー”になったわけだが、50歳を超えて新たなスポーツに挑戦するフットワークの軽さは大いに見習いたいところ。
「長年サッカーをやっていて、チームで何かをやり遂げる達成感を魅力に感じてプレーしてきました。だから、正直に告白するとランナーって何を目標にして走っているのか、ピンときていなかったんですよね。
いざ自分が走るようになってからというもの、相手に対してではなく、自分に対してやり遂げるという意識なのだと気付きました。ランニングの目標って人ぞれぞれでいいわけですし、そこに違いや面白味があると感じています」。
金岡克宜
年齢的なこともあって大会への出場や記録にはこだわらず、いつまでも楽しく笑いながら走り続けたい、と金岡さん。
「無理せず楽しく、がモットーです。強いて言えば長い距離を走れるようになりたいですね。ランナー特有の指標に月間走行距離というのがありますが、月に100kmを達成するのが最近の個人的な目標です。
平日であれば夕方~夜、大田区の多摩川沿いが定番のコースで、一度に走るのはだいたい1時間弱です。月間100kmを達成するために、職場のある恵比寿から13kmの帰宅ランをすることもあります」。
金岡克宜
自分なりの壁を設定して、それをクリアするのが面白い。ファンランナーを自認しているが、なかなかどうして体育会系な熱血も感じさせてくれる。


3/3

次の記事を読み込んでいます。