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2021.07.24

あそぶ

50歳でランニングデビュー。続ける秘訣は「自己ベストでなく今日のベスト」を狙うこと

金岡克宜
「Running Up-Date」とは……
ランニングは歳を重ねてからも始められるし、楽しめるスポーツである。
そんな当たり前のことに気付かせてくれるのが、今回登場する金岡克宜さん。アパレル畑を渡り歩いてきた、アラフィフランナーだ。

走る人は面白い。だから走る!

「走り始めた理由は、人なんです」と、金岡さん。
もう少し元を正すと、転職したアパレル関係の輸入代理店がスポーツやアウトドアの商材に強く、新たにランニングシューズの営業を担当することになったことが直接のきっかけだ。
「トポ アスレティックというブランドで、アメリカで2013年にスタートした比較的新しいシューズメーカーになります。ランニングシューズを扱うのであれば、もちろん走った経験があるほうがいいじゃないですか(笑)」。
金岡克宜
トポ アスレティックは、人間が本来備えている自然な足運びを促すナチュラルランニングのシューズ。その特徴からか、日本では大手のスポーツ用品店というよりも、ショップスタッフ自身がプレーヤーである小規模なアウトドアショップなどから関心を寄せられるケースが多い。
「トレイルランニングシューズもラインナップしていますからね。こうして知り合った取引先のランナーさんには、面白いというか、魅力的な人がとても多いんです。
そんなこんなで、誘われるまま走り始めました。だから走ることが目的というより、楽しい時間の過ごし方を教えていただいたという感覚です」。
金岡克宜
普段はロードを走っているが、より面白いのは月に1~2度走るトレイルだそう。
「高尾山に初めて連れて行ってもらったとき、都心での日常では目にすることのできない開かれた景色に身を任せた気持ち良さと、そこで交わす何気ない会話がとにかく新鮮で。
山を駆け下りる遊びのような感覚に、いい歳をして惹かれてしまいました」。


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