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どのアウトドアブランドにも似ていない「チャムスらしさ」

チャムス
友人同士でも、家族でも。ビギナーでも使いやすいキャンプ関連ギアにも注目。
日本でチャムス製品が企画されるようになり、彼らがブランドの理念として新たに掲げたテーマは「FUN」だった。
すべての製品はディテールや色展開、グラフィックのポップさなど、ユーザーが使うたびに楽しい気持ちになれることを重視して開発されている。
親しみやすいマスコット「ブービーバード」をあしらったデザイン、値頃感の高い価格設定も、そのテーマの一環だ。
チャムス
ランドウェルの代表、土屋さんの趣味が料理。ってこともあって、現在食品事業が拡充中らしい。
ラインナップには、子供から大人までユーザーを選ばず、誰が手にしても使いやすく、アウトドアをさらに楽しめる顔ぶれが揃う。
現在はリテイナーやウェア、バックパック以外にも、サンドイッチクッカーやキャンプグッズにいたるまで、毎シーズン700近くもの製品がリリースされており、そのほぼ100%が日本規格で作られている。
近年は、フィールド向けの食品事業の展開やキャンプ場の運営、エコ活動にも力を入れ始めているそうだ。
チャムス
チャムスのマスコット「ブービーバード」とは、ペンギンではなく、カツオドリのこと。
創業から約40年、「FUN」を追い求め続けた結果、チャムス製品はどのアウトドアブランドにも似ていない「チャムスらしさ」を確立した。
’90年代にまだまだ「ストイックな遊び」だったアウトドアのイメージを変え、ライフスタイルの一部として確立されるほど世の中に浸透するまでに、チャムスが担ってきた役割は大きい。
使うたび、身に付けるたびに、あの夏の音と思い出が蘇る。
[問い合わせ]
CHUMS表参道店
03-6418-4834
www.chums.jp
「Camp Gear Note」
90年代以上のブームといわれているアウトドア。次々に新しいギアも生まれ、ファンには堪らない状況になっている。でも、そんなギアに関してどれほど知っているだろうか? 人気ブランドの個性と歴史、看板モデルの扱い方まで、徹底的に掘り下げる。 上に戻る
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池田圭=文 矢島慎一=写真


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