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Have a nice ONSEN trip
初めてのキャンプで、息子さんはどハマりした。富士山をバックに果てしなく広がるキャンプ場を走り回っていたという。「未だにこの日のことを嬉しそうに話すほど、息子に鮮烈な記憶として刻まれたみたいです」。
と同時に、実は山﨑さん自身もハマってしまったという。
楽しそうに駆け回る息子の姿を見て、また仲間たちとたき火を囲みながらお酒を飲んで語らう時間が、山﨑さんの中の何かに火を付けたようだ。
このときはテントや寝袋など最小限の道具を揃えただけだったが、それから数回キャンプに行ったあと、カローラフィールダーの限界を知った。
「道具を揃えていくにつれ、荷物が載らなくなりました。それに道中でこの車では登れないところ、轍がキツくて車の腹を擦っちゃうところがたくさんありました」。
折しもコロナ禍。息子を外で思い切り遊ばせてやるなら、やっぱりキャンプがいちばんだ。幸い山﨑さんの妻も一度キャンプに行ったらハマってくれた。
「家族で安心して遊べるのがキャンプ。だったらキャンプに行ける車を買おうと思ったんです」。それがちょうど1年くらい前のこと。
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