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2021.07.29

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クーラーボックスの黒船来航。気鋭「ワイルドギア」の凄い個性と実力

クーラーボックスは、季節を問わないアウトドアのマストギア。
ゆえに名品も多く、すでにいくつか所有している人やお決まりのブランドがある人も多いはずだ。

そんなこだわりのある人にこそ注目してほしいのが、先日日本に初上陸したばかりの新鋭ブランド「ワイルドギア」だ。
2017年にアメリカ・ワイオミング州で創業したワイルドギア。この地はイエローストーン国立公園やグランドティトン国立公園を有し、スキーやラフティング、渓流釣りなどのアクティビティが盛んで、世界的な観光地としても知られている。
「ハードクーラー 50クォート」は全8色展開。H46×W71×D46cm 5万9400円〜/ワイルドギア(ウエニ貿易 03-5815-5720)
そんな“アウトドアの聖地”をバックグラウンドに持つだけあって、ワイルドギアのアイテムは、本場のユーザーたちも納得のスペックを備えている。
なかでも「ハードクーラー 50クォート」は、機能、サイズ感ともに使い勝手の良さそうなクーラーボックスだ。
収納部はあらかじめ2室に区分けされている。
本国で特許取得済みのデュアルコンパートメント断熱技術によって、「ドリンクと食材」や「食材1日目と2日目」というように、中身をあらかじめ整理しておける。
2Lのペットボトルがスッキリ収まる絶妙なサイズ感。
また、2Lペットボトルが縦にスッキリ収まるサイズ設定や、排水口が1室ごとに完備されている点など、現地での使いやすさを考え抜いたギミックが随所に散りばめられている。
中の水を抜くのに便利な排水口を1室ごとに完備。これならクーラーボックスごとひっくり返す手間はいらない。
特に興味をそそられるのは、釣り用のスペックが搭載されていること。
市販のエアレーターを取り付け可能な専用パーツを搭載。
定番のドリンクホルダーのほかに、魚のサイズを計測するためのメジャーが付いている。
クーラーボックスの中には、釣った魚や生き餌を水槽と同じ環境で保管できるエアレーターを設置するための専用パーツを搭載。また、フタには魚のサイズを計測するためのメジャーがあるなど、ほかではなかなか見られない機能が満載だ。
別売りのロッドホルダーを取り付ければ、使い勝手はさらに広がる。
さらにオプションパーツとしてロッドホルダーを装着することも可能で、釣り竿を差し込んで持ち運ぶこともできる。
サイズはほかに2種類。すべて8色展開。[左]「ハードクーラー 75クォート」H46×W94×D46cm 7万9200円〜、[右]「ハードクーラー 25クォート」H46×W44×D40cm 3万5200円〜/ともにワイルドギア(ウエニ貿易 03-5815-5720)
「こんなのが欲しかった」と思わず口をついて出るくらい、十分すぎるスペックを備えるワイルドギアのクーラーボックス。キャンプ好きはもちろん、釣り好きをも唸らせるに違いない。
クーラーボックスの定番ブランドとして、日本のアウトドア界で名を馳せる日も近いかもよ。
 
[問い合わせ]
ウエニ貿易
03-5815-5720
https://wyldgear.jp
外山壮一=文


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