「これを嫌いな人、いないでしょ!」。
思わずそう断言したくなる、最高なコラボスニーカーが現れた。オーシャンズでもお馴染みの「ベドウィン & ザ ハートブレイカーズ」が「ヴァンズ ボルト」と手掛けた一足である。
世界中を旅する“遊牧民(ベドウィン)”が如く、さまざまな国のカルチャーを着想源にするベドウィン & ザ ハートブレイカーズ。
今作はデザイナー・渡辺真史さんのルーツのひとつ、アメリカンカルチャーを象徴するバンダナを主役に据えた。
そもそもアメリカ生まれのヴァンズに、アメリカ製のバンダナが似合わないはずはなく、ご覧のとおりのいい出来である。
使用するバンダナの部分によって表情は一足ずつ微妙に異なり、同じものが2つとないというのも魅力。
大胆なデザインは街で多くの視線を集めるはずだし、古き佳きアメリカも感じさせてくれる。
今回ベースとなったモデルは渡辺さんが10代の頃から好んで履いていたヴァンズの名作。オーセンティックとオールドスクールが“バンダナ仕様”となっている。
例えばオーセンティックは、ビビッドカラーのバンダナがクレイジーパターンになっていて唯一無二の個性を演出する。一見、赤の単色?と思えるコチラ(写真上)も、実はトーンが異なる生地を使っており、バンダナ柄の存在感がより際立っていい感じだ。
そしてオールドスクールは、アッパー側面を飾るサイドストライプにバンダナ柄を刺繍。あくまでさりげなくバンダナを主張するところがニクい。
“みんな違って、みんないい”だけに、どの一足にするかは悩ましいけれど、少なくともどれを選んでも正解とはいえそうだ。
実は渡辺さんと、ヴァンズ ボルトのヘッドデザイナーであるタカ・ハヤシさんは古くからの友人関係。「いつか一緒にモノ作りをしよう」という2人の会話が、今回のコラボスニーカー誕生のきっかけになったという。
そんな“友情の証”ともいえるコラボロゴが、シュータンやインソールに見て取れる。
発売は7月24日(土)。全国のベドウィン & ザ ハートブレイカーズ取扱店と公式オンラインストアで販売予定だ。
バンダナというアプローチで定番ヴァンズに新たな魅力を与えたベドウィン & ザ ハートブレイカーズ。しつこいようだが、最後に改めて聞いてみよう。
こんな最高なコラボスニーカー、嫌いな人なんていないでしょ?
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