生地のクオリティで選んだらルルレモンが増えていった
ウェアとヘッドバンドは、最近注目を集めているルルレモンを愛用。
「汗をかいたときのサラサラ具合が最高で、ベトベトして困ることがまずありません。夏場はタンクトップですが、冬場であれば長袖、ボトムスもルルレモンです。
快適さ、着心地で選んだら自然とルルレモンが増えてきました」。
キャップに関しても、汗をかいてもガンガン洗えるメッシュキャップを選んでいるが、頭が大きいため選択肢が限られるという。
「お洒落なサイクルキャップやコンパクトなランニングキャップは無理。深く被れるものでないとダメなんですよ。そこでロゴが目立たない、ハーレーのシンプルなキャップがしっくりきています」。
ケアグッズをはじめ、トライアスリートならではのギア選びを多岐に渡って教えてくれた菊池さん。取材の最後にお礼を伝えると、バックパックの後ろ姿に、何やら見慣れないアイテムでシューズが吊り下げられているではないか!
「これ、むちゃくちゃ重宝しますよ。
ニートクリーツ社のシューズクリップで、バイクとラン両方の練習をするときは、どちらかのシューズをこのクリップで吊り下げて移動しています」。
湿気のこもるシューズをオープンな状態で携行できるのは、この時期は特にありがたい。効率や心地良さを同等に重視するのは、限られた時間の中で計画的なトレーニングが求められるトライアスリートらしい着眼点。今回も大いに参考になりました!
RUNNER’S FILE 39 氏名:菊池朋明 年齢:33歳(1988年生まれ) 仕事:フリーランス WEBデザイナー 走る頻度:週4~5回、10~15km程度 記録:フルマラソン3時間2秒(2018年、古河はなももマラソン) アイアンマン・バンセン70.3km 総合7位 |
連載「Running Up-Date」一覧へ「Running Up-Date」ランニングブームもひと昔まえ。体づくりのためと漫然と続けているランニングをアップデートすべく、ワンランク上のスタイルを持つ “人”と“モノ”をご紹介。街ランからロードレース、トレイルランまで、走ることは日常でできる冒険だ。
上に戻る 礒村真介(100miler)=取材・文 小澤達也=写真