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2021.07.18

ニュース

ドライブ中に眠くなる原因はCO2だった!? 数値を“見える化”で危険を察知!

誰もが一度くらい、車の運転中にウトウトして、ヒヤッとしたことがあるだろう。一歩間違えると、その眠気が大事故につながるのだから笑えない。
そんな眠気の兆しを事前に察知し、知らせてくれる有能なギアが登場した。
車載専用CO2測定器「I.A.M.A」1万9800円※一般販売予定価格/モネトレーディング(モネトレーディング マクアケプロジェクトページ www.makuake.com/project/i-a-m-a
運転中に眠くなる原因はいろいろあるが、実は大きなカギを握っているのが車内のCO2濃度。
換気をせずに運転を続けると、車内のCO2濃度がどんどん上昇し、2000ppmを超えると人は眠気に襲われるという。
もし窓を閉めきった状態で4人が同じ車に乗車していると、20分ほどで4800ppmを超えてしまうことも。つまりドライブ中は換気が大事なのだが、そうはいってもCO2は目に見えないし、ニオイもないので、どれくらい濃度が高まっているかは自覚しづらい。

「窓を開けっ放しにすればいい」と思うかもしれないが、こう暑くてはそれも辛い。冬は冬で厳しいものがある。いつ換気をすればいいのか、なかなか判断が難しいところだ。
そこで、このCO2測定器「I.A.M.A(アイエーエムエー)」の出番。CO2濃度を数値化し、危険な数値に達する前にアラームで換気のタイミングを教えてくれるのだ。

CO2測定器の中でも“車専用”というのは、これが日本初。これまでの測定器は基準を満たしておらず車載であるとは謳えなかったが、今回初めて車内で使えるガス検知ユニットやコントロールユニットなどを搭載し、現在特許出願中だという。
もちろん、そのほかの機能性もしっかり車載仕様。まずなにより、炎天下に強い。特に夏本番を迎えるこれからの季節は、屋外にちょっと駐車しておいただけでも車内の温度はかなりの高温になってしまい、機械類は壊れてしまうこともある。
これを防ぐため、測定器には温度や湿度の影響を受けにくい「高精度NDIRセンサー」を採用。たとえダッシュボードが80℃に達したとしてもちゃんと働いてくれるというから、頼もしい!
液晶ディスプレイはH3.2×W8.2cmのコンパクトサイズ。
数値を表示する液晶ディスプレイと、CO2を測定する本体を分離させているのも特徴。ちなみに実際車に設置してみると、こんな感じ。視界を妨げないコンパクトなつくりも、車載仕様だ。
本体はH11.5×W11.5cm。フックで固定するだけなので取り付けも簡単だ。
本体は助手席の下のフロアマットに設置。火災の原因になりやすいバッテリーを使わず、シガーソケットによる給電方法なのも安全面に配慮してのことだ。
設置後は細かい設定は必要なく、給電されると数秒後にCO2濃度の測定を開始してくれるのもありがたい。

車だけでなく、たとえば会議室に設置すれば大事な会議で集中力が維持できるし、ガスを使うキッチンに置けば、火の消し忘れを事前に防ぐことができる。CO2濃度が見えると助かる場面って、日常に結構あるものだ。
この測定器は現在、応援購入サービス「マクアケ」で応援購入が可能。これからレジャーシーズンも到来し、長距離を運転する機会も増えるだろう。安全対策をしっかりしてこそ、楽しいひとときが待っていることを、どうか忘れずに!
 
[問い合わせ]
モネトレーディング
www.makuake.com/project/i-a-m-a
齋藤久美子=文


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