文字通り、飛行機の操縦者用として誕生した「パイロットウォッチ」。
機能美的デザインや圧倒的タフネス。そして大空へのロマンを感じさせるこの腕時計は、長期にわたり根強い支持を集め続けている。
BREITLING ブライトリング
SSケース、44mm径、自動巻き。UTCモジュールはSSケース、26.1mm径、クオーツ。121万円/ブライトリング(ブライトリング・ジャパン 03-3436-0011)[スーパー クロノマット B01 44]
1983年にブライトリングが、イタリア空軍のアクロバット飛行チーム「フレッチェ・トリコローリ」のために製作したオリジナルの意思を受け継ぐ新星。
第2のタイムゾーンを把握できるUTCモジュールを組み込んだルーローブレスレットを装備する特別バージョンは、偉大なパイロットウォッチの伝説を雄弁に語る。
IWC SCHAFFHAUSEN IWC シャフハウゼン
SSケース、43mm径、自動巻き。106万1500円/IWC シャフハウゼン(IWC 0120-05-1868)[ビッグ・パイロット・ウォッチ 43]
歴史的な航空計器の再現を目指すIWCの「ビッグ・パイロット・ウォッチ」。グローブをはめたままでも時計を操作できる特大のリュウズは往年の名機へ対するオマージュの表れだ。
最新作では機能を絞り、ケース径を約3mmサイズダウン。パイロットウォッチの冒険は空だけにあらず。容易にベルトチェンジできる独自開発の「EasX-CHANGEシステム」に加え、多彩な替えベルト(別売り)によって活躍の場を広げている。
LONGINES ロンジン
チタンケース、41mm径、自動巻き。44万5500円/ロンジン 03-6254-7350[ロンジン アヴィゲーション ビッグアイ]
名門ロンジンによるパイロットウォッチは、1930年代のクロノグラフの再解釈から始まった。そこで導き出された答えが、ぺトロールブルーのダイヤルとチタンケースの採用。機能性とデザイン性を両立させた。
また3時位置の30分積算計を大きくレイアウトするなど、視認性にも細やかな配慮が見て取れる。
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