ベル&ロスの日本初となるブティックが去る5月15日、東京都・銀座にオープンした。
ブランドの世界観を遺憾なく伝える、このブティックへの思いを聞くべく、ベル&ロス創業者のひとり、ブルーノ・ベラミッシュ氏にオンラインインタビューを敢行した。
ようこそ、ベル&ロスへ
銀座四丁目交差点から東銀座に向かって程なく、左手に全面ガラス張りの透明感溢れるショーケースが目に飛びこんでくる。日本初のベル&ロスブティックがそれだ。
航空、ダイバー、F1、アーバンの4つのテーマに関連付けられたディスプレイに迎えられ、店内に足を踏み入れると無機質で洗練された、ゆとりある空間が広がっている。
コンクリートの床面やシンプルで機能的なディスプレイキャビネットは、航空の世界にインスパイアされたもの。中央にはガラス製のショーケースを設置し、ブランドの世界観を体現するモデルが展示される。
また奥のスペースには、黒大理石とライトオーク材が壁面にあしらわれ、ソファとテーブルが、心地良い雰囲気を演出。そのほかにも、国内ではここでしか出会えないような「BR-X1 クロノグラフ トゥールビヨン サファイア」など、世界限定数本の超レアピースも並ぶ。
このベル&ロス 銀座ブティックを監修したのが、ブランド創業者のひとりであるブルーノ・ベラミッシュ氏。同店のすべてを知る彼にオンラインインタビューを敢行した。
——東京のブティックの意義とは?「ブティックには情報やメッセージを発信し、喜びを届ける役割がある。ブランドのラグジュアリーな面の訴求には、銀座は最適な場所だと考えていました。
日本初にして世界で最新のブティックであり、ブランドの発展の方向性を示しています。デザインや品質に対する鋭い目を持つ日本の顧客を魅了する世界観を目指しました。
ここまで広く、豊富なモデルが揃うブティックは世界でもあまり例がない。商品が醸し出す創造性、オリジナリティ、クオリティをこの空間全体で感じていただきたい」。
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