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2021.07.23

ファッション

「ニューバランスって何で定番も欠品になるの?」シソンヌ長谷川が5つの謎に迫る!

「シソンヌ長谷川と行く、ニューバランス ジャパンツアー」とは……
人気お笑いコンビ、シソンヌの長谷川忍さんとニューバランス ジャパン社を訪問し、ニューバランスのアレコレを深堀りするショート連載。
第2回は、長谷川さん自らがインタビュアーとなって、長年抱えていたニューバランスにまつわるさまざまな疑問を直接ぶつけたゾ!
第1回:「一般非公開! ニューバランス ジャパン本社の全貌」
長谷川 忍●1978年8月6日生まれ。静岡県出身。ツッコミ担当。2006年、じろうとシソンヌを結成。2014年、キングオブコントで優勝。以降、テレビでも引っ張りだこに。現在はNTV『有吉の壁』やNHK『LIFE!』等のバラエティ番組に出演するほか、ドラマやラジオでも大活躍。(@hasemadgawa

【質問①】なんでこんなに履き心地がいいんですか?


長谷川 ニューバランスといえば、やっぱり履き心地の良さですよ。他社さんも開発や研究に余念がないと思うんですけど、履き心地のいいスニーカーは? って聞かれて最初に思いつくのはニューバランスなんですよね〜。
金子 歴史的な背景もあるかもしれませんね。もともとニューバランスはボストンで生まれ、矯正靴や足の悪い人たちのためにインソールを作り始めたところからスタートしていますから。

長谷川 そうですよね。ブランドの成り立ちを聞くと納得しますし、実際、本当に履きやすい。
金子 110年以上の歴史のなかで、常に履き心地や足への優しさを追求した製品作りを続けていますので。スニーカーでありながらラストやウィズにこだわっているのもその表れだと思います。
長谷川 ラスト? ウィズ??
金子 ラストは足型ですね。ニューバランスでは主に2種類のラストを使っています。ひとつは「990」や「996」で使用している、「SL-1」というやや細身のもの。もうひとつが「574」や「576」で使われている、ちょっとぽってりとした「SL-2」ですね。
長谷川 そういえば、たしかにどことなく印象が違うような……。
金子 1960年には、「ウィズ・サイジングシステム」という、足囲を選べるシステムを導入しました。
長谷川 えっ、そんなに早くから!?
金子 それを導入して作られたのが、ランニング業界で確固たる地位を築き、ブランド自体のその後の躍進にもつながった「トラックスター」というモデルですね。

長谷川 あ、会議室の名にも使われてましたね。なるほど、つま先からかかとまでのサイズばかり意識してました。ニューバランスを買いに行った際、Dですか? 2Eですか? って聞かれたことがあるけど、足囲だったんですね。
金子 はい。ニューバランスのオフィシャルストアでは3Dスキャンのマシンを導入しているので、足回りや甲の高さまで測ることができますよ。
長谷川 なるほど、本当にフィット感、半端ないですからね。もう足を食べられてるみたいな
金子 ………。

長谷川 ちょっと例えがよくなかったな? コメントをバッサリ編集でカットされたロンハーの収録を思い出しますけども。まぁ、そこまで履く人のことを思っているから、長い間、安定した存在感を発揮しているワケですね。これは第7世代には無理だわな〜。
[長谷川の結論]
紡いできた歴史と努力の賜物。抜群の人気と安定感はもはやスニーカー界のダウンタウン


2/5

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