気になる部分に巻いて守るタイプ
続いては、ハイカーやランナーにはお馴染みの「バフ」をご紹介しよう。
こちらは、元々はバイク走行時に着用するためにスペインで開発された、伸縮性の高く縫い目のないチューブ型ネックウェア。
造りはいたってシンプルだが、頭に巻いたり、手首に巻いたり、はたまたフェイスマスクやネックウォーマーにしたり。アイデア次第で、さまざまな使い方ができる多機能チューブなのだ。
抗菌作用や冷却効果のあるモデルや、反射材を配して夜間のランニングでも光るモデルなど、幅広いタイプを展開しているが、この夏は防虫効果がある「インセクトシールド」に注目したい。
このシリーズは、繊維に無色無臭の虫除け成分「ペルメトリン」を、蚊などの小さな虫に効果がある程度に、ごく少量固着させている。洗濯耐久性は70回まで認められているので、1枚あればひと夏は余裕で乗り切れるだろう。
カラーとパターンのバリエーションが豊富なのも、バフならではの特徴。このインセクトシリーズだけでも、シンプルな単色から個性的な柄物まで9パターンも展開している。使う位置で色味が変えられる、カラフルなものをおすすめしたい。
ちなみに、全体のラインナップは180種類以上のパターンがある(日本展開のみでも)というのだから驚きだ。
3/3